
歌舞伎座で「四月大歌舞伎」を拝見しました。
『本朝廿四孝 十種香』
息女八重垣姫:中村時蔵(萬屋)
腰元濡衣:中村七之助(中村屋)
原小文治:中村歌昇(播磨屋)
白須賀六郎:中村萬太郎(萬屋)
長尾謙信:中村芝翫(成駒屋)
花作り簑作実は武田勝頼:中村萬壽(萬屋)
卒のない八重垣姫ですが、前半はつい爆睡。続きが見たい。
『連獅子』
狂言師右近後に親獅子の精:尾上右近(音羽屋)
狂言師左近後に仔獅子の精:尾上眞秀(音羽屋)
浄土の僧遍念:中村歌之助(成駒屋)
法華の僧蓮念:中村福之助(成駒屋)
親子というよりは兄弟という印象の連獅子、眞秀君の背が高くてびっくり。スタイルが良いためか獅子よりは猫っぽいしなやかさ。宗論は歌之助さんの表情と言い方が面白くて、兄弟喧嘩っぽく思えるのも楽しい。退屈しない宗論は久々。後半は演出がかなり違うよう。前半の毛振りは揃っており綺麗、千穐楽までご無事で。
『浮かれ心中』
栄次郎:中村勘九郎(中村屋)
三浦屋帚木:中村七之助(中村屋)
おすず:八代目尾上菊五郎(音羽屋)
大工清六:中村橋之助(成駒屋)
栄次郎妹お琴:中村玉太郎(加賀屋)
番頭吾平:市村橘太郎(橘屋)
佐野準之助:片岡市蔵(松島屋)
伊勢屋太右衛門:市村萬次郎(橘屋)
太助:中村芝翫(成駒屋)
井上ひさしさん原作ということで、楽しみにしていましたが、内容はなかなか辛辣。勘九郎さんの喜劇はチャーミングで笑えることは当然ですが、結局可愛らしい菊五郎さんの豹変が一番面白かった。太助はもっと面白くできた気もしましたが、橘太郎さんと市蔵さんの弾けっぷりも見逃せない。ゆるゆる見られる楽しい舞台でした。


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