2019-10

落語・講談

落語「《噺小屋session とざい、とーざい》 桂南光×入船亭扇遊」国立演芸場

開口一番:入船亭扇ぽう「たらちね」 先月も前座で聞いた演目。滑舌がよくなくて、少し聞き取りにくいか。肌が綺麗だと思ったら北海道出身の方なんですね。下げは「こりゃお経だ」 桂南光「化け物使い」 マクラの米朝事務所の話は鉄板です。直(ちょく)営...
歌舞伎

『スーパー歌舞伎II 新版オグリ』新橋演舞場

「面白かったですか?」と聞かれれば「面白かった」と答えますが、「もう1回見たいですか?」と聞かれれば「1回でお腹いっぱい」と答えます。平成30年1月の『世界花小栗判官』を拝見していたので、比較もできて面白かった。 配役 藤原正清後に小栗判官...

『江戸の思想史 人物・方法・連環 』田尻祐一郎著 中公新書

荻生徂徠のことを知りたくて購入。キンドルだと荻生徂徠のみに絞った本などありませんので、こちらを購入。 まずは「イエ(家)」について、日本独自の考え方として「本質的には一つの経営体であって、経営体としてのイエの維持と発展とが自己目的となってい...

パフェ「タカノフルーツパーラー 本店」ラーメン「麺屋海神」新宿三丁目

『第33回新宿御苑森の薪能』のため、せっかく新宿に来たので観劇の前に腹ごしらえです。まずは好物のパフェから。評判をよく聞く「タカノフルーツパーラー 本店」へ。マスクメロン、黒イチジク、洋梨、柿など種類豊富ですが、好物の「和栗のパフェ」を選択...
能・狂言

第33回新宿御苑森の薪能 狂言『首引』能『安達原・白頭』 新宿文化センター

大変残念ながら雨天のため、薪能中止で新宿文化センターの仮設舞台で鑑賞。 狂言『首引(くびひき)』野村萬斎(和泉流) 勇猛な武将「鎮西八郎為朝」が、九州からの帰りに播磨の印南野を通りかかったところ、鬼に出くわします。鬼の親は娘の「喰い初め」に...

日本料理 隠岐牛「銀座ことひ」銀座六丁目

ビーフシチューやカレーは大好物。銀座は「銀の塔」「南蛮 銀圓亭」「ぎんざ古窯」などビーフシチューの有名店が多いですが、間違いなく3本の指に入るお店が「銀座 ことひ」です。夜は名物の島根県隠岐島産の隠岐牛を組み込んだコース料理ですが、ランチは...
歌舞伎

『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』東劇

2020年夏再演される「スーパー歌舞伎Ⅱ ヤマトタケル」の予習も含めシネマ歌舞伎で初鑑賞です。13台のカメラ、50本のマイクを使い立体的に劇空間を再現したということでしたが、実際にかなりの迫力が感じられました。最初は四代目市川猿之助、九代目...

「鮨 鈴木」銀座六丁目 外堀通り

2015年6月開店の鮨店、銀座の老舗「鮨 青木」出身の鈴木大将のお店です。開店当初から時々お伺いさせていただいております。基本的に赤酢のシャリはあまりピンと来ない場合が多いのですが、こちらは別格(鮨 太一も好き)。食べ物の得手不得手がはっき...

『神を見た犬』ディーノ・ブッツァーティ著 光文社古典新訳文庫

表題に惹かれて購入した短編集。訳も容易で読みやすく仕上がっています。始めて知ったディーノ・ブッツァーティ(1906-1972)はイタリア人作家。全体的にダークで風刺の効いたストーリーが多いですが、後から考えてみると実は人間愛に溢れた本だと感...
他日本伝統芸能

「銀鏡神楽~銀に輝く能舞台~宮崎西都市」国立能楽堂

1年に一度開催される宮崎神楽の会、今年で4回目ですが、お伺いするのは昨年の『高原の神舞(たかはるのかんめ) 国重要無形民俗文化財「祓川神楽」』に続き2度目です。銀鏡を「しろみ」と読むことも恥ずかしながら当日知った次第ですが、正直申し上げて今...