フレンチ「アニョー・ド・プレサレ」ブラッスリー・ヴィロン 丸の内店

珍しい仔羊肉が入荷したということで「ブラッスリー・ヴィロン丸の内店」に初めてお伺いしました。

セップ茸のソテーサラダ
セップ茸のソテーサラダ
これくらいセップ茸もりもりだと食べ応えあります。松茸でもそうですが、ちょっとだけ入ってても意味ないのですよ。流石にソテーで使用しているバターが香りよく美味しい。

バゲット

ヴィロンのシンプルなバゲットは数日経ってカチカチパサパサの棒のようになったものしか食べた記憶がありませんが、ザクザク中しっとりが素敵。

続いてお目当ての食材「アニョー・ド・プレサレ」が登場。修道院で有名なフランスのモンサンミッシェル近辺地域は塩の満ち引きの差が大きく、塩に強い植物しか育ちません。プレサレ(塩の牧場)と呼ばれるその場所で塩辛い植物を食べて育った羊が「アニョー・ド・プレサレ」。世界で最も有名なブランド羊肉の1つで、フランスでもごく一部の高級レストランでしかいただけないそう。そんな貴重な羊を東京丸の内で!何でもいつも仕入れているモンサンミッシェルのムール貝の漁師さんのご好意で1頭だけ手に入れることができたとか!

アニョー・ド・プレサレ 鞍下肉(セル)のロースト」
アニョー・ド・プレサレ鞍下肉のロースト」
鞍下肉、肩、腿の中から鞍下肉のシンプルなローストいただきます。シンプルに羊出汁のソース、じゃが芋、ヤングコーン、さやえんどう、さやいんげん、蕪、ズッキーニ、ニンニクの付け合わせ。

一口食べてみてびっくり!今まで食べたことのない部類の仔羊味、これは旨い!ごく柔らかい肉質で、良い香りはしますが、刺激臭は一切無し。羊感があまり無いので、あの羊らしい香りが好きな方にはもの足りないかもしれません。私もあの香りは好きですが、プレサレは雑味の無い洗練された別次元のお味。
アニョー・ド・プレサレ鞍下肉のロースト」
脂部分にしても今までいただいた仔羊(アニュードレ除く)史上最高レベルの極上品な味わいなのですが、このどこまでも伸びるような独特の優しい旨味はなんだ。ソースなど必要ないくらい素材の味が素晴らしい。旨いな〜。最高レベルの仔羊体験でした。

プロフィットロール
プロフィットロール
初めて聞いて興味を持ったデザートですが、要はシュー生地にバニラアイスをたっぷり挟み、温かいチョコレートソースを掛けたもの。

ミラベル(西洋すもも)のタルト
ミラベル(西洋すもも)のタルト
季節のタルトもいただきます。甘酸っぱい李は夏に最高。タルト生地もサクサク香りよくキルフェボンとは比較にならない美味しさ。ヴィロンはパフェより普通のデザートが良いですね。美味しく貴重な仔羊を体験させていただいて本当にありがとうございます。大満足。またドーバーソールをいただきたいと思います。ごちそうさまでした。

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