国立新美術館で「李禹煥展」を拝見した後、近くの龍土町美術館通りにあるフランス料理店「ブーケ・ド・フランス」でディナー。此方と彼方の都合で2回キャンセルしていますので、やっと行けた感じ。
アミューズ「鯖とセミドライトマトのパイ包み」
「フォアグラと栗を入れたテリーヌ仕立てのブーダン・ノワール」
紅玉のピューレを添えた大好物の栗が入ったブーダン・ノワール、フォアグラが入っているタイプは珍しいかも。極柔タイプですが、下に焼いたバゲットが敷かれており、ペーストのような雰囲気も。豚の血の味はそこまで強くなく、あっさりしているのに不思議と旨い。
「フィッセル・ピカール」
ジャンボン・ブラン(白いボイルハム)とシャンピニオン・デュクセルを巻いたクレープにペシャメルソースとチーズを絡めグラタンにしたフランスの北部、ピカルディー地方の古典的な料理。もちろん熱々での提供。こういう料理、大好き、存在自体が好き。
「ニュージーランド仔羊背肉のロースト」
メインは特にこれといった食材がなかったため久しぶりに仔羊をいただきました。ザワークラウトを添えて。火入れも素晴らしく、仔羊ではありますが、しっかり羊の香りを感じられます。旨い。
「モンブラン、栗のアイスクリーム」
モンブランは長野県の小布施栗、アイスクリームは愛媛県の中山栗を使用。モンブランの中はシンプルに、メレンゲとクレームシャンティ。思ったより栗の味わいは控えめでしたが、甘さ控えめ、お酒強めの美味しいモンブランでした。
「小菓子」
ラズベリージャムの入ったチョコレートムース、ラングドシャ、グレープフルーツピール。個性抜群の明るいマダムが「うちの料理は1970年くらいのもの」とおっしゃっていましたが、こういう古典的な料理大好き、またジビエなどもいただいてみたいです。ごちそうさまでした。
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