「令和8年5月文楽公演 第一部『二人禿』『生写朝顔話』」シアター1010

シアター1010にて「令和8年5月文楽公演 第一部」を拝見しました。

配役

まずは短い舞踊『二人禿』、気楽に見られる演目で、羽付き、鞠など子供の動きが可愛い。『生写朝顔話』「宇治川蛍狩の段」から。今日は眠気もなく調子よく、集中して見られました。「思わず見合はす顔と顔」の阿曾次郎の色気、これからすれ違いが起こると知っているからこそ、美しくも悲しい出会いの場面。戻ってきた悪感を川にぶち込み情緒は台無し。「真葛が原茶店の段」「岡崎隠れ家の段」、玉助さんの桂庵と勘十郎さんの萩の祐仙、珍しい道化役の2人がめちゃくちゃ面白い。特に勘十郎さんの漫画的な動きの躍動感、人間ではありえない動きもリアルに感じさせるのが凄い。妻操の首がずっと揺れているのがちょっと心配。「明石浦船別れの段」は舞台装置も見応えあり、深雪の大船の窓から小舟へ飛び移るアクティブさ、いちゃいちゃする2人に気まずそうな船頭さんが可愛い。再び別れの場面は鶴澤清治さんの三味線が沁みる。「弓之助屋敷の段」、ここで素直に母親に従っておけばハッピーエンドで終幕ですが、それでは話が盛り上がらない。後半が楽しみです。

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