4ヶ月振りにお伺いさせていただき、本日もアラカルトで色々いただきました。
アミューズ「加賀蓮根のニョッキ」
さっくりもちもちの揚げニョッキにローズマリーとミックススパイスの香り、好物の落花生が嬉しい前菜。
「青森 秋鯖の軽い燻製、根セロリのピューレ」
メニュー名の通り、本当に軽い。清涼感のある味わいです。
「茨城 メヒカリのフリット」
青リンゴとピクルスソース、ベルガモットの香りがやや強過ぎな気もしますが、脂が乗っていて美味。10匹はいけるな。
「岩手県産香茸」
菊地シェフが一番好きという茸、香茸、私も大好きです。実物を見るのは初めて、離れると香りはしないのですが、接近するとトリュフと通ずるような強い香り、腐葉土のような湿り気を帯びた独特の香り。堪らん。
「岩手 香茸のリゾット、ホタテのポワレ」
和食店でたまに出会うのですが、乾燥香茸を佃煮状にしたものが多く、いつもちょっぴりなので、しっかりいただけるのが嬉しいです。ピューレと刻んだものを使用。生の状態とは別の包容力のある香りがするが面白く、茸自体の味わいが濃くて旨い。ほんのり感じる苦味が米の甘味とベストマッチ。「香り」がコンセプトのビストロシンバにぴったりの食材ですね。そう言えば3年前に「銀座レカン」でも香茸をいただいたっけ、その時はメインの付け合わせでソテーでしたが。
「フランス産 ビュルゴー家シャラン鴨のロースト」
今や珍しくもない気もするビュルゴーのシャラン鴨ですが、ちきしょう、やっぱり旨いな。シェフ曰く火入れが難しいそうだが、お上手。脂とのバランス良く、味わい濃いことこの上無し。これにしっかりしたソースなど必要無し。肉メニューの中で一番高い(関税とかかかっているとはいえ見蘭牛より高いぞ)だけあります。満足満足。
「すだちのパルフェ シャインマスカット」
定番のパリ・ブレストにしようか思ったら、パルフェがありオーダー。おっ、ちゃんとしたパルフェ。パルフェと名乗るなら、日本語のパフェとは違う正統な形でだしてもらいたい。ベルベーヌ(レモンバーベナ)の香りを伴い、すだちの酸味が利いて超爽やかなデザート。コーヒーはいらないお味です。いつもありがとうございます。今日もごちそうさまでした。
そして次の日、タイミング良くか悪くか雷鳥入荷とのお知らせが。また行かねば!
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