南阿佐ヶ谷の「とんかつ成蔵」でランチをいただいた後、徒歩で移動し高円寺で人気の洋菓子店「パティスリー ラブリコチエ」にお伺いしました。2009年11月に高円寺にオープンした洋菓子店、パティシエのチエさんのラブリコなお店ではなく、店名はフランス語で「杏の木」の意味、オーナーパティシエの佐藤シェフは北海道の洋菓子店「ペシェ・ミニョン」や「ダロワイヨ」などで修行された方だそう。残念ながらイートインスペース使用不可、徒歩10分くらいの高円寺中央公園でいただきました。
「マランタ」
オペラなどチョコレートを使ったケーキの種類が豊富、迷って一番チョコレート味が強そうな「マランタ」を選択、カカオ61%のヴァローナ社のクーベルチュールチョコレートを使用しています。シンプルで濃厚なチョコレート味、トンカ豆の香りがアクセントとなっており旨い。
「ラブリコチエ」
お店の名前を冠したスペシャリテ、う〜ん、これも美味しい!杏のジュレでコーティングされ、マカロンやホワイトチョコがデコレーションされた見た目にもインパクトのあるケーキ、中はアーモンドムース、中央に杏のジュレが入っているのですが、杏の酸味と甘み、アーモンドムースとのバランスが絶妙。土台はホワイトチョコでコーティングされたアーモンドやナッツで、一体感はないですが別物として楽しめます。
「シュー・ア・ラ・クレーム」
基本的には日本的なふわふわシュー生地のシュークリームの方が好みなのですが、これも美味しい。バニラビーンズは不使用で卵の旨味を生かした濃厚なクリーム、流行りなのか、たまにガチガチな意味のわからない生地のシュークリームに出会いますが、こちらは固いながらも儚げな生地で香りよく、クリームとの調和が最高。
素材の香りの生かし方が見事で久々に美味しいケーキを食べた気がいたします。高円寺に来ることなど滅多にありませんが、機会があれば人気のモンブランもいただいてみたい。ごちそうさまでした。
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