老舗フレンチ「ル・ジャルダン・デ・サヴール」で4ヶ月ぶりにランチ(ディナーと同じコース)をいただきました。
「赤貝のシュークルート風ゼリー寄せ」
「フォアグラと豚足、トリュフ風味のテリーヌ、コンソメジュレ」
とても滑らかな食感が面白いテリーヌ。香りも素敵。
「房州産黒鮑、松茸、蕎麦の実のリゾット」
スッポンが定番のリゾットですが、こちらは初めていただいたかも。この鮑の使い方は良いですね。松茸と黒鮑の豊潤な香り、蕎麦の実の食感、スープに溶け込む出汁が旨い。
「ガルグイユ」
「アズキハタのポワレ」
クエ出汁のソースは別添え。一番美味しい頭の部分。
「スコットランド産ベカス(ヤマシギ)のロースト」
本日のお目当てのジビエ。中澤シェフ曰く「白菜を食べるためのベカス」とか。今年は冷凍のみの入荷。2週間ほど熟成してから冷凍している一番上質なベカスを指定して仕入れているそう。定番のサルミソースで一匹を食べ尽くし。以前ウサギをいただいた時にも感じたのですが、魚は食べないはずなのにイワシっぽい青魚っぽい風味。
そして肉の下にはたっぷりの白菜、ソースとベカスに旨味がしみた白菜は、うな丼のご飯のような感覚でしょうか。
頭や嘴もパリッとガリッと愉快な音を聞きながらいただきます。他の鳥とは違う独特な味わいが最高、内臓も旨っ!今日も大満足でした。
「蜜柑の花の蜂蜜風味牛乳アイス、カルダモン風味のレモンゼリー」
「ニャック風味のフォンダンショコラ、キャラメルアイス」
「小菓子、コーヒー」
最後は定番のデザートと美味しいコーヒーで一息。末長く続けて欲しいフランス料理店です。ごちそうさまでした。
コメント