国立劇場で文楽を拝見する前に三越前で途中下車し、以前から気になっていた1963年創業の老舗洋食店「レストラン桂」でディナー。
「コーンポタージュ」
メニューに迷いましたが、ママからのプレッシャーもありお得なコースを注文。17時〜18時のサービスを1人でまかなう、ご高齢なママはカトラリーや皿の置き方が雑で驚きましたが、途中でこの置き方しかできないことに気付く。見ていると、各テーブルの状況に、精一杯、細かく気を配っていらっしゃり、常連客にも言葉少なめですが、温かみはしっかり。お若い時はさぞ仕事ができたのだろうという印象です。
「帆立貝フライ」
衣はサクサクですが、帆立は小さく味わいも弱め。付け合わせは缶詰っぽい極柔ホワイトアスパラ。
「牛舌シチュー」
トロトロで柔らかいですが、普通。ただ価格を考えれば文句を言えるクオリティーではありません。これにミニサラダ、コーヒー付きで2,200円は非常に良心的です。
追加「特製メンチカツレツ」
大きいメンチカツ、たっぷりデミグラスソースがかかっています。
中は程よくジューシー、中のミンチとソースのバランスも良く、今日いただいた中では一番。
しかしながら、お味は全体的に普通で町の洋食店という感じ、価格はリーズナブルで近所あれば最高かも。料理よりママの印象が強い素敵な洋食店でした。ごちそうさまでした。
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