「ゴールデンベアプレゼンツ 師匠お似合いですよ 演芸会」銀座ブロッサム

銀座ブロッサムで「ゴールデンベアプレゼンツ 師匠お似合いですよ 演芸会」を拝見しました。

開口一番「都々逸親子」柳家小ふね
久しぶりに聞いた「都々逸親子」、演者によりアレンジが聞きやりやすそうな演目。魚、米、茶碗を題材にした都々逸の親子対決。小ふねさんの飄々とした雰囲気が合っている。下げは「喧嘩した時はこの子をご覧、仲の良い時できた子だ」

「片棒・改」立川談笑
初めて拝聴する談笑師匠の落語。設定のみで内容は全く違い現代的なアレンジ。金が何故かオネエなのが笑える。銀の提案ではジェファーの魔術により吝兵衛がゾンビになり高座から客席前へ移動するなど大暴れ。面白さはよくわかりませんでしたが、トランプ大統領が嫌いなのは伝わりました。

ファッション&トークコーナー
ゴールデンベアの社長?が4人に選んだコーディネートで登場。小ふねさんのたどたどしい司会にて、がんがん突っ込む伯山さんに、それに屈せずガンガン談志師匠の話で入っていく談笑師匠の強さが凄い。胸がはだける汗だくの萬橘師匠、ややフォーマルな場所でも自分のスタイルを貫き過ぎる喬太郎師匠、歌丸師匠のどうみても高級な着物、変な気取った畳み方の話も楽しい。着物の襟留めが意外と知られていないのにも驚き。小すみさんの話がもっと聞きたかった。

「音曲」柳家小すみ
伊勢音頭、金熊の替え歌の森のクマさんの輪唱を客席と、三味線の本気演奏、尺八とミニ琴も披露、最後は「さくら さくら」を琴と尺八同時演奏で。いつ見ても感動を覚える技術が素晴らしい。

「無筆の出世」神田伯山
歌舞伎座で上演中の「無筆の出世」、聞いたことがなかったので、来週拝見する前に講談を聞けるのはもの凄く嬉しい。笑いの少ない話ですが、客席の緊張感も十分、聞き応えのある講談でした。

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