令和8年5月文楽公演 第二部『生写朝顔話』シアター1010

シアター1010にて「第一部」に続いて「令和8年5月文楽公演 第二部」を拝見しました。

配役

「薬売りの段」は一部で弁慶医者だった桂庵氏が薬売りとして再登場、賑やかなツメ人形たちも可愛い。「浜松小屋の段」は巡礼に身を窶して深雪を探していた浅香の再会、浅香の気風の良さと娘とも思える主人への愛情が沁み、織太夫さんの感情込め過ぎな語りがまた泣かせる。「嶋田宿笑い薬の段」は、駒沢にしびれ薬を飲ませて暗殺を試みる岩代と祐仙。祐仙が、鉄瓶に薬を入れるのを見て、普通の湯に変えておけばいいのに、わざわざ笑い薬を入れる徳右衛門はなかなかお茶目。笑い薬の効果を見たかっただけかもしれませんが。祐仙のお茶をたてる場面は勘十郎さんの超絶技巧が凄いですが、所作が滅茶苦茶で動きがリアルな分だけ笑える。ニヤニヤする徳右衛門、駒沢の無の表情も楽しい。文楽でこんなに笑ったのは初めてかも。千歳太夫さんの笑いも素晴らしい。「宿屋の段」は駒沢と深雪の再会ですが、ここでもまたすれ違う。「大井川の段」はタイミング良く奴関助登場、駒沢との再会は出来なかったものの一気に色々解決。感動場面より笑える場面が見所のような気もする演目でした。やはり通し狂言は面白い。

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