浅草ロック座で「9 NINE」を拝見した後、田原町にあるフレンチ「テランガ」でディナー。古民家を改装した店内も素敵です。
「竹炭のシュー」

菜の花、じゃが芋のフライ、白インゲン豆の味噌、唐墨。シェフが福井県出身のため、器は福井出身の作家のものが多く、300ml瓶のみではありますが、福井の日本酒も数種類取り扱われているのが嬉しい。
「春野菜のサラダ仕立て」

ブッラータチーズのソース、ハーブとマヨネーズのソース、生ハムのジュレ。見た目もお味も爽やかではありますが、ソースによる奥深さが良い感じ。
「北海道産帆立」

ほうれん草のオランデーズソース、自家製ブリオッシュ。柔らかい帆立とブリオッシュの食感のコントラストが素敵。
「自家製パン」

島根県「木次乳業」のバターを添えて。
「愛知県産蛤のスープ」

蓬のラビオリ、昆布オイル。蓬の香りしっかり感じられる変形ラビオリと蛤に春を感じます。
「蛤と蕗の薹の春巻き」

出汁が抜けた蛤を使った春巻きは蛇足かも。
「サワラ」

黒米のリゾット、コリアンダーシード、ローズマリーの葉。
「青森県産鴨の照り焼き風」

バルサミコ酢のソース、スティックセニョール、薩摩芋、金柑、ナッツとハーブの薬味。
「ウフ・ア・ラ・ネージュ」

5種類の柑橘、アングレーズソース。絶妙なバランス。
「フィナンシェ」

特に後半は提供がゆっくりで焦れてしまいましたが、香りを生かした料理が素敵なフレンチ、浅草では希少なレストランです。ごちそうさまでした。
コメント