
浅草公会堂で「新春浅草歌舞伎 夜の部」を拝見しました。
お年玉<年始ご挨拶>
年始ご挨拶は男寅さん、旅行好きということで役者に合う旅行先、橋之助さんはアマルフィ、莟玉さんは四川省のジャイアントパンダ保護区、染五郎さんはおとぎの国と呼ばれるフランスのコルマール、左近さんはラオスのルアンパバーン、鶴松さんはフィンランドだそう。
『傾城反魂香』
浮世又平後に土佐又平光起:中村橋之助(成駒屋)
女房おとく:中村鶴松(中村屋)
将監北の方:中村歌女之丞(成駒屋)
土佐将監光信:中村橋吾(成駒屋)
狩野雅楽之助:市川染五郎(高麗屋)
土佐修理之助:市川男寅(瀧野屋)
睡眠不足もあり前半は爆睡、手水鉢の所から復活しましたが、とても可愛らしく表情豊かな又平の橋之助さん、今まで見た中で最も健気で夫への愛情溢れる鶴松さんのおとくも良く、微笑しい感動がありました。最初からちゃんと見ておけば良かった。最も見所の場面でスマホが1分ほど鳴り響くのは至極残念。
『男女道成寺』
白拍子桜子実は狂言師左近:尾上左近(音羽屋)
強力:中村橋之助(成駒屋)
強力:市川染五郎(高麗屋)
白拍子花子:中村莟玉(高砂屋)
若手のみとはいえ、とても嬉しい配役。流派によって踊りの内容は違うのか。やはり可愛らしいですが、振り出し笠の使い方が辿々しかったりする莟玉さんより踊りの比重は左近さんに傾く。やや乱れるような部分もありましたが、衣装の変化も美しく楽しい所作事でした。鶴松さんが休演でそうですが、最も興味があった鶴松左近の『相生獅子』、拝見しに行く千穐楽までに無理なく復活してくれることを望みます。

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