銀座6丁目のチョコレート店「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ 銀座本店」で10月5日から提供されている「銀座もんぶりん」をいただきました。自由が丘の「高級和栗モンブラン専門店 栗歩」のモンブランが気になっておりましたが、熟々そんな遠くまで行かれるかよ、と思っていた所に似た感じのモンブランが登場。辻口シェフの商魂逞しさが今回だけは嬉しいです。
こちらのモンブラン、テレビでも放送されたようで非常に人気。平日でしたが、開店30分ほどでカウンター4席、2人掛けテーブル3卓の広くない喫茶コーナーは満席に。もちろん皆様目指すは「銀座もんぶりん」です!
ベースは渋皮栗とアーモンドクリーム(クレーム・ダマンド)のタルト、巻き巻きココナッツメレンゲの中にはラム酒香るバニラアイス。
巻き巻きをひっくり返してタルトに結合、上にたっぷりの生クリーム。
カウンター奥で量産されていくのを見ているのも楽しい。
最後に手動クリーム絞り器でマロンクリームを惜しげも無く絞って出来上がり。
最近は写真で映えるだけでなく、動画でも映えなければならないというレストランの苦労を感じます。名前を聞いて「モンブラン+プリン」の大好物の組み合わせなのかと想像しましたが、「たんたんころりん(柿の木の妖怪)」「ゆうこりん(こりん星人)」「石垣りん(ちょっと違うか)」のように妖怪っぽい、キャラクターっぽいイメージを出すためのネーミングだそうです。
「銀座もんぶりん」
確かに妖怪で言えば毛羽毛現みたいなビジュアル(ヘドラっぽくも)。頭に蝶々のデコレーション、周りのピンクはアールグレイとカシスのチョコレート。栗は熊本産「利平栗」を使用しており、マロンクリームは栗の味強めで美味。美味しいのですが、個人的にはクリームをそこまで細く絞る意味(ほっくり感が損なわれ、ぼろぼろ崩れる)を感じず、見た目、パフォーマンス重視な気がしてしまいます。もっと普通に使った方が美味しいのではなかろうか。けっこうボリュームもあるので、ランチ代わりに十分(この後混ぜそばを食べましたが)。ごちそうさまでした。
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