京橋の「イデミスギノ」や北参道のフレンチ「シンシア」で活躍されていた大山恵介シェフパティシエのお店「パティスリー イーズ」でケーキをいただきました。2019年11月の松屋銀座のイベントでモンブランをいただいて以来です。
「アマゾンカカオのティラミス、シェーブル」
シンシアでもお馴染みのアマゾンカカオを使用したティラミス、外側がホワイトチョコレートでコーティングされているのが面白い。アマゾンカカオのガナッシュ、エスプレッソゼリー、マスカルポーネ、京都の%Arabica Kyoto(アラビカキョウト)のコーヒーと定番のティラミスの素材を使用しながらも、全く別の方向性からティラミスを実現しているのが素晴らしい。ヤギの乳で作ったシェーブルチーズとピンクグレープフルーツを合わせた白い滑らかなムースケーキは、個性的。多分駄目な人は駄目な味、しっかりと癖を残し、チーズの塩気とグレープフルーツの酸味の調和が素敵。
「アメリカンチェリーとピスタチオのミルフィーユ」
こちらはイートイン限定のケーキ。2層の厚いパイ生地の間にクレーム・ムースリーヌとチョコレートクリーム、上にピスタチオクリーム、ローストしたピスタチオ。先日「デリーモ」でいただいたパフェも似た構成でしたが、こちらの方が断然旨い。アメリカンチェリーはコンポートはもちろん、フレッシュなものも美味。バターの香りは控えめですがパイのザクザク食感、負けないようにやや固めに仕上げたクリーム、香り、酸味と甘みのバランスも良く、満足感あります。
ケーキのビジュアルや見せ方、素材の合わせ方など大山シェフ、センスが良いなという印象。パリ・ブレストなども美味しそうでしたので、また別のケーキもいただきにお伺いしたいです。ごちそうさまでした。
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