パフェ「タカノフルーツパーラー 本店」ラーメン「麺屋海神」新宿三丁目

『第33回新宿御苑森の薪能』のため、せっかく新宿に来たので観劇の前に腹ごしらえです。まずは好物のパフェから。評判をよく聞く「タカノフルーツパーラー 本店」へ。マスクメロン、黒イチジク、洋梨、柿など種類豊富ですが、好物の「和栗のパフェ」を選択。

内容は渋皮煮と甘露煮、バニラとマロンアイス、マロンペースト、フランボワーズカラメルゼリー、紅茶豆乳グラニテなど。店員さんに「上に乗ってる赤い（イクラのような）ものは何ですか？」と尋ねたら「ゼリーですっ！」との返答があり笑えた。それくらいは分かるわいっ。マロンクリームにコーヒーを合わせるのが好きなのですが、カラメルもなかなか良い具合。さほどのオリジナリティは感じませんでしたが、ボリュームもしっかりある定番的なマロンパフェでした。

パフェ後はやや南に移動し「麺屋海神」へ。とある天才料理人が美味しいとおっしゃっており気になっていたラーメン店です。行列もできるようですが、平日17時前のため、待ち時間無しです。定番の「あら炊き塩らぁめん」をオーダー。

見た目も上品、名前の通り魚のあらを炊き込んだ透明感のある塩スープ。今日の魚は店内に半紙に墨書きで張り出されており、真鯛、穴子、平政、平目のよう。魚を感じる優しいけれど広がりのあるスープがとても美味しく、鱈と海老のつみれと鶏つくねもスープによく合っていました。

最後はセットの「へしこ焼きおにぎり」をスープへ入れていただきます。

へしこ感はあまり感じられませんでしたが、このスープにおにぎりの組み合わせは、日本人と親和性が有り間違いないでしょう。ラーメンは年に3回くらいしか食べないので、他店と比較はできませんが、とても好みのお味でした。スープまで全部飲んだのは人生で2回目くらいではないでしょうか。後味がとても良かったのも好感触。これで腹ごしらえも十分。ごちそうさまでした。