中華料理「中国菜 エスサワダ 西麻布」広尾

ミシュランガイド京都・大阪で1つ星獲得の中華料理店「中国菜 エスサワダ」の東京店にお伺いしました。

「フォアグラバーガー」

紹興酒とミルクでマリネしたフォアグラのテリーヌをキャラメリゼ、下には林檎と梅ジャム。

蒸しパンでクルリと巻いていただきます。ふっくりした見た目も可愛い。

ふわふわ、しゃりしゃり、さくさく食感、酸味、甘味の楽しい共演。

「上海蟹の紹興酒漬け」

分量的にも味わい的にもやや物足りない印象。

「秋刀魚の春巻き」

骨は外して骨煎餅に、肝は塗ることで秋刀魚らしさをキープで間違いの無い美味しさ。米粉と塩を高温高圧で仕上げた淡雪塩も美味。

「鱈白子」

下には台湾豆苗、ナンプラーなどのソース。

スペシャリテ「クリスピーチキン」

2人で半羽、栃木県「松本養鶏場」の香り鶏。ちょっと虚ろな表情ですが、こんがりと焼けた肌色と照り、食欲を増進する美しいビジュアル。

もも肉、背肉、胸肉に綺麗に取り分けていただきます。

薬味は山葵、檸檬、豆板醤、セロリ塩、五香粉塩、口直しに赤酢掛けの辛味大根。料理名の通り皮目パリパリ、中はしっとりで美味。もちろん頭の味噌や手羽も残らず完食。

「フカヒレ土鍋ご飯」

白湯スープを掛けて出来上がり。間違い無いっす。

速攻で完食。

残念ながらお代わりはありませんでしたが、5杯は余裕でいけます。

「クリーミー杏仁豆腐　沖縄県産黒糖ソース」

最後はプリンのように滑らかなデザートで終了。

どの料理も見た目から想像できる範囲内のお味で、感動や驚きはありませんが、大変美味しくいただきました。2回目の来店は難しそうですが、1万2,000円のコースとしては満足度はなかなか高いです。ごちそうさまでした。