1月7日で一旦閉店の炭窯フレンチ「フルヌス銀座」でディナー。前回のお伺いからいつの間にやら2年も経っていました。。。
「アミューズ」
「里芋の燻製のテリーヌ」
この季節のスペシャリテ。中はぎゅっと詰まったほぼ里芋。燻製香とねっとり感が良い感じ。
「北海道産ゆり根のサラダ、イワシの炙りとカラスミ添え」
大好物の組み合わせ、鰯は小骨は少し気になりますが脂のりのり、ほくほくの百合根と共に唐墨との調和が素晴らしい。ピンクのソースはサワークリームにビーツに煮汁を加えたものだそう。
「フグとどんこ椎茸の土鍋仕立て」
熱々、火傷しながらいただきます。和風仕立てですが、麻辣のアクセント。加藤シェフ曰くフグは火を入れた方が美味しいとのことですが、個人的には出汁が一番好き。フグ出汁とフォン・ド・ヴォーのスープが身に沁みます。
「唐津の山で獲れた子猪(瓜坊)の炭窯焼き」
メインは久しぶりの瓜坊、腿の部分。柔らかい肉質ながら、力強い旨味。このしっとり感は炉窯ならではでしょうか。ピーナッツのソースも美味しい。今日も加藤シェフらしい誠実さを感じるコースでした。移転先が銀座なら、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
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