昭和女子大学 人見記念講堂で「立川志の輔一門・ふきよせの会~全員参加の3時間~」を拝見した後、公演が20分以上押したため急いで池尻大橋にあるフレンチ、ワインバー「カルム」へ移動しディナー。
アミューズ「トルティージャ、豚肩ロース」
アラカルトで頼んだのですが、こっちの方がお得だからとコース仕立てにしていただきました。
「北海道新サンマの炙り、ジャガイモと赤玉ねぎ、大葉のソース、ファリャ的な熱情」
上には秋刀魚の骨を焼いて細かくしたもの。秋刀魚は今年初めてかも、脂乗りがいまひとつかもしれませんが、貴重な食材ですので、有り難くいただきます。
「タマカイ、厚岸あさりのサフランソース、汝薔薇刑に処す」
クエのような大きい魚というタマカイも初めていただきます。下には九条葱。味わいもクエと似ていてむっちりとした力強さが素敵。
「かながわ鶏のロースト、キノコのクリームソース、開放弦の虜」
軍鶏と「岡崎おうはん」の掛け合わせだそう。パリパリに焼いた皮目が美味しく、軍鶏を感じる食感と旨味が感じられます。
「ハヤシライス」
締めにもぴったりの、軽い味付け。牛肉とキノコがたっぷり。
「洋梨アイス、塩サブレ、ナッツ、カシスソース」
アメリカっぽいジャンクなデザートのことでしたが、適当さや雑さはなく、非常に綺麗なお味でした。店主の趣味趣向が如実な内装や料理名が印象的、ワインや料理の風味を表す表現も独特です。料理は抜群という訳ではありませんが、ちゃんとクラシックさも感じられて好み。自分より年上のワインが普通にリーズナブルな価格で提供されたりと、ワインのチョイスがユニーク、ワイン好きにはとても楽しいお店かと想像します。ごちそうさまでした。
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