以前から気になっていた千駄木の日本料理店「木鶏」でディナー。予約時間丁度になるまで入店できない仕様です。
「比内地鶏もも肉のつくね、松茸の椀」
お椀からのスタートは好感触。肌寒い夜に、お酒を飲む前にも優しい。
「昆布森産牡蠣、宍道湖産蜆の冷製茶碗蒸し」
苦手意識のある牡蠣ですが、クリアな味わいで美味。
「北海道産ボタンエビ、佐渡産マハタ」
薬味は生姜と煎り酒で。7日熟成のマハタは少しねっとり感ありますが、歯ごたえもしっかり。
「八寸」
佐渡産アオリイカ下足と卵黄/塩水ウニ和え、里芋の素揚げ/あん肝/栗、銀杏/パルミジャーノ・レッジャーノ、唐墨味噌漬け。酒飲みには嬉しい全部大好物の八寸。お燗にした王祿「渓」純米吟醸がすすみます。
「鯖棒寿司」
「ズワイ蟹と渡り蟹のカニクリームコロッケ」
洋食も大好物、初めてのお伺いでしたが、好みを知っているかの料理構成にびっくり。美味しいに決まっている。
「カマス、黒舞茸、柴漬けの炊き込みご飯」
柴漬けがアクセントの炊き込みご飯。
アオサの味噌汁と一緒に。
残った分はお握りにしてお持ち帰り。
「無花果バター、鬼灯」
既視感のある料理が多かったのですが、この内容で1万円という価格は驚愕。料理に比べ日本酒は高く感じましたが、種類も豊富で、店主の燗付けへのこだわりも感じられます。価格とのバランスを考えれば大満足、リーズナブルに高級店の雰囲気が味わえる良店。ごちそさまでした。
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