1ヶ月ぶりの浅草ロック座で「with 1st season」を拝見しました。
「1景」早乙女らぶ(安藤もあ、宮野ゆかな、ダンサー4名)
いきなり盆上からの登場、ビビッドなピンクのフリンジ付き衣装。健康的な小麦色の肌でスタイルが綺麗、そして何より笑顔が素晴らしい。ダンサー4名のダンスも格好良い、どうやらダンサーたちの上手なダンスを見に来ている節もあるらしい。マラボー(羽根ショール)の使い方が上手く、最後の「MIND CIRCUS」が懐かしく切ない。
「2景」武藤つぐみ(鈴木ミント、加藤妃乃)
舞台は開拓時代のアメリカ西部のバー、ウエスタン・サルーン、妖艶な賞金稼ぎ風。スリムな体型でキレのあるダンス、ネイティブ柄のブランケットを羽織り正面へ。韓流男性アイドルのような雰囲気で女性ファンが多いのも納得。連続技が素晴らしい。銃口に息を吹きかけると照明が消える演出も格好良い。
「3景」宮野ゆかな(藤咲茉莉花、武藤つぐみ、早乙女らぶ、加藤妃乃)
5つの更衣室を使った演出、キャッツアイ的なシルエット、照明の使い方が格好良い!!後半は、黒いレースのドレス、前回「PEACE LOVE ROCK Vol.1」の時よりグッと来た。
「4景」鈴木ミント(ダンサー4名)
今回はアメリカ色が強いと思っていたら、ちょっと趣向を変えて『巴里のアメリカ人(An American In Paris)』、後半は白いドレス、小さい白い傘。
「5景」加藤妃乃(安藤もあ、藤咲茉莉花、早乙女らぶ)
教会のシスター、賛美歌、クリスマス。
「6景」藤咲茉莉花
虹色のリボンのみで1人で踊り続けるストロングスタイルが、それだけで感動。衣装チェンジの時のシャボン玉が切ない。
「7景」安藤もあ(鈴木ミント、宮野ゆかな、武藤つぐみ、ダンサー4名)
映画『ザ・プロム』の「It’s Time to Dance」からメガネっ娘が光り輝いてくというストーリーはわかりやすくて良い。絶対的センター元アイドル、現役セクシー女優、2022年5月に浅草ロック座の大トリでストリップデビューでまだ経験は浅いよう。あまりの無表情と堅い動きにやや興醒めしてしまいましたが、色々あるのでしょう。
「フィナーレ」
打って変わって全身羽根付き衣装で宝塚感十分のフィナーレ。「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」はやはり超アメリカチック。今回はアメリカ色が強すぎるのと、コンセプト「with」がいまいちピンと来ず、各景の物語もあまり伝わって来なかったかも。やっぱりテーマって大事なんですね。次回期待しております。
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