今期は行く予定は無かったのですが「問わず語りの神田伯山」の熱量のために急遽、お伺いしました。が、なんとお目当ての武藤つぐみさんが怪我のため休演。。。始まる前に、今回デビューの逢見リカさんのアナウンスがありましたが、英語と中国語には驚いた。
「1景」篠宮ねね（宮野ゆかな、永澤ゆきの、ダンサー4名）
ステージ上にブランコ、ドーム状のパニエの揃いの衣装。動きがぎこちないと思ったら、篠宮さんも今回デビューなのか。納得。
「2景」永澤ゆきの（逢見リカ）
高校の卒業式、バレエシューズに履き替え踊るバレエ、映画『花とアリス』のウヲアイニ・アラベスクに驚く。衣装チェンジで水色のロングドレスにロマンチックな2景。
「3景」友坂麗（宮野ゆかな、篠宮ねね）
婚活応援アプリ「693（ムゥココミィ）」の映像から。熱血でおっちょこちょいなムードメーカーらしい宮野さんが素敵。前回の「鉄輪」同様、身悶えるの人なのか。面白い。破いたストッキングをおじさんにプレゼント。両手でハートマーク、背面手繋ぎ、首から下げたオレンジ色の名札。
「4景」早乙女らぶ（ダンサー4名）
コールドプレイの「Viva la Vida」にやられた上に、ストーリがしっかりしており一番良い！お姫様と労働者の禁断の恋、仮面舞踏会のシチュエーションもベタで良い！武藤さんが休演のため、ダンサーのカレンさんがヒーロー役を勤めているのもグッと来る。別れ際に渡された花が唯一の手がかりなのか。「ニューシネマパラダイス」、「Ma Dove Sei」（=どこにいるの？）が切ない。固定されたポーズも美しい。
「5景」宮野ゆかな（逢見リカ、友坂麗、早乙女らぶ、永澤ゆきの）
スポーツジムのインストラクター？５人のチューブトップは赤、緑、青、金、銀に色分けされており戦隊モノの雰囲気も。白いスクリーンにシャワーを浴びるシルエットが映し出される演出が楽しい。再登場はバランスボールを上に抱えて、お笑い担当にも思える宮野さんですが、高身長で盆上での圧倒的存在感とのギャップが素晴らしい。
「7景」逢見リカ（友坂麗、早乙女らぶ、篠宮ねね、ダンサー4名）
燕尾服の友坂さんのバイオリンからオーケストラの音合わせの様子？赤い衣装の指揮者風の逢見リカさんを盛り立てる群舞、花道上で手を振るのはデビュー会の定番なのか。スーパーボディの触れ込み通り小柄ながらも曲線が美しいプロポーション。今までの踊り子さんは衣装を全て脱ぎませんでしたが、ここでは全て脱ぐのも良い演出。最後の「Astaire」の歌詞が踊り子さんたちの心意気にばっちり調和している。
「フィナーレ」
梅と桜の持ち枝の小道具により、見終わった後、急いで移動しなければならない「猿若祭二月大歌舞伎 夜の部」に引っ張られて記憶薄。。。歌舞伎や落語もそうなのだが、これから育っていく人を皆で応援する文化は素晴らしい。武藤さんの休演はとても残念でしたが、復帰を楽しみにしております。
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