有楽町よみうりホールで「東京グランド花月」を拝見しました。漫才コントと吉本新喜劇の2部構成。ほとんどのコンビが初見ですが、何十年ぶりかの新喜劇、初めてのジャルジャルが滅茶苦茶楽しみです!
「前説:ネイチャーバーガー」初見、たましい!は覚えた。
「漫才:結構式の余興」オズワルド
ネタは初見。中島みゆきの「糸」をデュエット。
「コント:定時制高校」空気階段
初見。「キングオブコント2020」で披露したネタだそう。定時制高校に通うクスノキアオイとハルトの恋物語。もぐらさんのインパクトが凄いな。設定が謎に満ち溢れたコントでした。
「漫才:和風カラオケ」すゑひろがりず
初見。扇はめっちゃ使ったけど、小鼓はほとんど使わないのか。フォーチュンクッキー、学園天国の英語部分を今は日常使わない昔の日本語に変換するのが楽しい。「Are you ready?Yeah!=支度は?よき哉!」はいいけど、「Hey=御意」ではない気がするが、面白いからいいか。「いみじー」は覚えた。面白かった!
「コント:カレー屋」チョコレートプラネット
ネタは初見。基準が普通とずれていて色々面倒臭いカレー屋、普通とは何かを考えさせられる哲学的なネタなのか。だれかやってそうだけど、手を使った「VR」が面白い。
「漫才:映画」ニューヨーク
初見。恋愛ものから、巨大ハチ公vs.ガンダムという変な感じに。面白くない。
「コント:殴られるん下手な奴」ジャルジャル
全部間違ってるエキストラ役の福徳さんの動きが面白過ぎ。骨ばった体型、ツバの長い帽子はずるいな。「水泳部」とか動きで笑わせるネタはツボ、泣いちゃいました。単独ライブ行きたいっ!
「漫才:イントロクイズ-オリンピック」トレンディエンジェル
フットボールアワーの代演、見たかったのでちょっと残念でしたが、面白かった。前出に芸人さんのネタにかぶせたり、客いじりも上手い!演芸場の寄席でも相当受けるのではないでしょうか。間違いなく受けるハゲネタ・オン・パレード。愛すべきキャラクターです。面白い。
「落語:デジナン」桂文珍
スタバで名前を聞かれて寿限無と答えたという可愛いマクラから新作落語。タブレットの使い方がわからずコールセンターに電話。機器、ゴミ箱、タップなどの用語に対する担当者とのちぐはぐなやり取りが面白い。しかしこの流れで、しかも十代の観客も多い中で、落語でこれだけ笑わせるのは凄いよ文珍師匠。感動です。終盤では『雨に唄えば』のジーン・ケリーも顔負けのステップを座布団上で。下げは「(フレッド・アステア)わからんかったらスマホで調べなさい」
「親の心は子知らずカーッ!?」吉本新喜劇
座長:川畑泰史、末成映薫、中條健一、アキ、今別府直之、清水啓之、森田まりこ、諸見里大介、岡田直子、小西武蔵、小寺真理、曽麻綾
東京の皇居、銀座近くにあると思われる「花月旅館」での1日。生き別れになってしまっていた次女、真里の復讐からの仲直り。新喜劇を見るのは20年振りくらい。知ってるのは川端さん、末成さん、中條さん(全身緑のアスパラ衣装が爆笑)くらいか。「水玉れっぷう隊」のアキさん、懐かしい〜、そして面白い〜。滑舌が悪過ぎる(特にさ行)諸見里さんは今、新喜劇役者なんですね。末成さんは今75歳、縮んだ?とはいえ「ごめんやしておくれやして、ごめんやっしーや!」、「邪魔するでー」「邪魔するんやったら帰ってー」は時を経ても鉄板ですね。初見の森田まりこさんのゴリラは、すず風金魚さん譲り?動きが凄い似てるな。ちょっとパンチは弱い気がしましたが、面白かった!東京で定期的に開催するそうなので、また行ってみたい。
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