月島社会教育会館で第2回シン・道楽亭 おでかけ公演「古今亭文菊独演会」を拝見しました。
開口一番「子ほめ」隅田川わたし
所作が馬石師匠にそっくりで笑える。
「安兵衛狐」古今亭文菊
まさかの落語の考え方についてのマクラから。バンダナの師匠と考え方を比較しながら、真面目な説法風。二軒長屋に住んでいる源兵衛と安兵衛、向かいの二軒長屋には金さんと六さんが住んでいる。向かい合っている二軒長屋が仲が悪いのが楽しい。安兵衛が助けた狐が化けたおコンさんが可愛い。下げは「安兵衛は来んっ！」「おじさんも狐だ！！」
「大工調べ」古今亭文菊
文菊さんの大工調べは初めて。与太郎のぼんやりぶりがチャーミング。棟梁の言い立ても流石に上手い！下げは「大工は棟梁、調べをごろうじろ」。いつもの独演会と雰囲気は違いましたが、近所で拝聴できる文菊師匠はとても贅沢です。
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