スーパー歌舞伎『もののけ姫』新橋演舞場

新橋演舞場でスーパー歌舞伎『もののけ姫』を拝見しました。

配役
アシタカ/シシ神:市川團子(澤瀉屋)
サン:中村壱太郎(成駒屋)
エボシ御前:中村時蔵(萬屋)
ジコ坊:市川猿弥(澤瀉屋)
モロの君:市川笑三郎(澤瀉屋)
甲六:市川青虎(澤瀉屋)
猩々:市川寿猿(澤瀉屋)
ヒイさま/トキ:市川笑也(澤瀉屋)
ゴンザ:市川門之助(瀧乃屋)
乙事主:市川中車(澤瀉屋)

上演前から客席はシシ神の森の雰囲気、小さいコダマの出現から始まる。完全に主役はアシタカな印象、動きもキレており、お声も素敵。エボシの時蔵さんも完璧、流石です。猿弥さんのジコ坊のビジュアルの再現度の高さ、笑也さんの婆から溌剌とした若い女性への変化の面白さ、気風の良いトキの清涼感、最後に甲六に支えられながら退場する場面はグッと来る。そして最も難しいと思われる動物役、笑三郎さんのモロが素晴らしい。山犬役の市川段一郎さん、翔乃亮さんも若々しい清潔感、猩々たちも不気味で良い。モロとタタリ神の対決は長めで少し違和感ありますが、鏡獅子風なのが面白い。後半の表現は本当難しそう。ちなみに可愛過ぎて、ちょっとブレるなと感じたコドモのコダマたちが持っている楽器はインドネシアのアンクルンという打楽器だそうです。スーパーなので致し方ありませんが歌舞伎っぽさ少なめなど気になることも色々ありましたが、良い舞台はカーテンコールも良いです。配役を変えて再演があると良いです。

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