元麻布にある超人気のフレンチ「エクアトゥール」でディナー。
「新烏賊下足、キャビア、オクラ、長芋、生姜」
和食、ですね。。。ねっとり感のある下足は美味しいですが、フレンチというよりイノベーティブ・フュージョンなのか。
「葛餅、銀杏、鮑の肝と西京味噌のソース」
ソースは味噌の甘みがかなり勝っており田楽っぽい。ソースの奥行きと余韻は面白い。
「米粉のパン」
パンは3種類で後にカシスのパン、ブリオッシュも。
「真鯛のカルパッチョ、松茸、切り干し大根」
この辺からちょっと意味わからん。既成観念に囚われ過ぎなのでしょうか。
「真牡蠣のポシェ、和牛ザブトン、レタス、フルーツトマト、オランデーズソース」
海のものと、陸のものを合わせたいのか。鈍舌ですから、この重ね方は苦手。
「白レバーのパテ、舞茸/シメジ/ホワイトマッシュルームのソース、オータムトリュフ、ポルト酒」
トリュフの香りは貧弱、例え貧弱でもトリュフを使うことに意味があるのでしょうか。白レバーはとても美味しい。
「毛蟹のフラン、毛蟹味噌ソース、とびっこ」
この価格だったら、もっと毛蟹の味が濃くても良い気がするが。。。
「賀茂茄子のフリット、黒鮑/雲丹/フカヒレのソース」
この料理は本当理解不能でした。高級食材を沢山使った、お下品さのある謎のソースは茄子との相性が良いとも思えません。食材の無駄遣いでは。。。
「ラカン産鳩のロースト、ジュ・ド・ピジョン、オマール海老の泡」
火入れは良い具合で普通に美味しいですが、特別感は全く感じられず。
「貝出汁の素麺、エキストラバージンオリーブオイル、柑橘の香り」
これも不明、なんならメインの前に出してもらった方が良かったかも。そして既に暦は秋なのですが。。。
「黒無花果、マスカルポーネ、生姜と柑橘アイス、チャイの泡」
これは本当普通。残念。
「カヌレ、コーヒー」
コーヒーが一番美味しく感じられるという、とても悲惨なディナーでした。今年で終了らしいので、もしかすると惰性の料理なのかもしれません。評判が良いレストランだけにその方が、むしろ納得できます。ごちそうさまでした。
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