古今亭文菊独演会「鰍沢/片棒/長屋の花見」深川江戸資料館

深川江戸資料館で「古今亭文菊独演会」を拝見しました。

開口一番「吞める」柳家小きち

「長屋の花見」古今亭文菊
お腹が弱いというマクラから。連発される「ロースかつ定食」という単語、「ロースかつ定食」と文菊さんの結びつかなさが笑える。「ヒレかつ」を食べればいいのにと思うのですが、意地でしょうか。マクドナルド、上野御徒町の「珍満」、何度か行ったことのある日比谷の「古典札幌ラーメン」のことなど。爆笑はありませんが、ずっとにやにやしながら聞ける話。下げは「酒柱が立ってますよ!」「冗談言っちゃいけねぇ」

「片棒」古今亭文菊
次男の銀の祭りのような葬式が爆笑、吝兵衛の動く人形、お囃子の場面は拍手が起こる。通常、流しがちな最後の鉄の葬式もちゃんと面白いのが素晴らしい。下げは「片棒はお父つぁんが担ぐから」

「鰍沢」古今亭文菊
ほのかな可笑しみは無く、情景描写を楽しむ落語とのこと。旅人は、芝の絵草紙屋の大川屋新助。たまにはこういうじっくり聞かせる落語も良い。5月の独演会も楽しみです!

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