
新宿末廣亭で「月亭方正落語会 月一方正噺 第1回」を拝見しました。
「宗論」月亭方正
最近禿げてきましたのつかみから、話題のダウンタウンチャンネルや以前も聞いたことのある日本酒のマクラ。身振り手振りも大きく落語を初めて聴く人にも分かりやすい演目を選ばれているよう。父親を舐めているとしか耶蘇教かぶれの伊三郎が楽しい。牧師の名前はキャラメルですが、もとはキャメルだったのかも。父子は全く噛み合わず最後は殴り合いに。下げは「私、長野県生まれの信州です」
「漫才:お花エンジェル」ノンスタイル
初めて生で拝見したノンスタイルですが素晴らしい。開店祝いの花を電話で注文するというクラシックな内容ですが、名前の入力部分だけでここまで笑いを起こせるのが凄い。石田さんのボケと顔芸、井上さんのツッコミとイキリも素敵。スピード感、構成など一流漫才師の凄さを見た。
「火焔太鼓」月亭方正
天然ボケな奥様の話、時は金なり、子供が怖がるカッパの話などのマクラからお馴染みの江戸落語、桂南光師匠が上方版の始祖だそう。内容はほぼ一緒ですが、微妙な違いが興味深い。殿様の屋敷での交渉はあっさり、夫婦がそれぞれ300両を50両ずつ目の当たりにするところがクライマックスで笑いの連続。下げは「2人の愛も火焔のように燃え上がりました」、気になるゲスト会の時はまた参加したい。
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