落語「柳家権太楼独演会」深川江戸資料館

深川江戸資料館で10ヶ月ぶりに「柳家権太楼独演会」を拝見しました。

開口一番「たらちめ」入船亭扇ぱい
入船亭はやっぱり「ね」じゃなくて「め」なのね。

「鼠穴」柳家権太楼
最近は落語で失敗するみたいな怖い夢を見なくなったというマクラから。自分がよく聴いている小三治バージョンと内容が少し違う、主人公は竹次郎、女房おみつ、娘お花、そういえば深川の話で、この落語会にぴったり。深川蛤町は現在の門前仲町駅北側辺りなのか。最後は吉原までは行かず、お花と二人で心中しようとするところで目が覚める。ここまでは凄いシリアスですが、夢とわかったからは、気が緩みほんわり。まさに緊張と緩和。1時間たっぷり聴かせていただきました。下げは「たとえ夢とは言いながら、塩ぶっかけたので謝りたい」

「お菊の皿」柳家さん光
鼠穴が長かったので、駆け足で。水色の水玉柄のド派手な着物。やっぱり師匠は怖い夢より怖いのね。下げは「わからないのかい、明日お休みさせてもらうんだよ」

「代書屋」柳家権太楼
静かな演目の後は爆笑落語で。時間はあまりありませんでしたが、大食い大会までしっかり、以前よりちょっと滑舌がお悪くなられたような気がしましたが久しぶりの独演会、楽しませていただきました。鈴本演芸場の「8月中席 さん喬・権太楼特選集」も楽しみにしております!

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