
浅草ロック座後、国立能楽堂で11月企画公演『狂言/鬼の継子』『能/盛久』を拝見しました。
配役

狂言『鬼の継子(おにのままこ)野村萬斎(和泉流)』
夫と死別した女性は、赤ちゃんを抱いて実家へ帰る途中に鬼に出会ってしまう話、女に翻弄される鬼が可愛い。地獄も住めば都か、最初は美味しそうと言っていたものの、女に気に入られようと必死に赤子をあやす鬼、手打ち、塩の目、肩に赤子を乗せて歌い踊る。最後は結局、食べようとしてしまうのが鬼の性なのでしょうか。鬼も大変そう。
能『盛久(もりひさ)清水寛二(観世流)』
直面、登場人物も多いですが、地味な印象。そもそもシテの平家の侍、盛久が誰かわからない。舞台を動かすのは登場しない源頼朝、盛久の舞を見たくて呼び寄せたような気もする。出てこない分、逆に存在の大きさが強調されるよう。最後の男舞は毅然と勇壮で見応えがある。久しぶりに「観世音菩薩普門品」を読み返してみたいと思いました。

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