東日本橋にあるビストロ「ミル」にお伺いしました。「レストラン コバヤシ」、「レストラン クレッセント(閉店)」などで研鑽を積まれた千葉シェフ(ブラフマンのTOSHI-LOW似の細マッチョな男前!)のお店です。2019年4月オープンですが、2021年度版ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれたそう。コースはありませんので、カルトで色々いただきました。
アミューズ「鯨のタルタル ブリオッシュ、新玉ねぎのババロワ ピスタチオの香り、スモークサーモンと小さなパンケーキ」
5種類から好きなものを選べるアミューズはどれもリーズナブルで見た目も可愛い。珍しい鯨タルタル旨いです。
「活〆鰆のミキュイ 冬野菜の菜園仕立て ハーブの香り」
少しだけ火入れした鰆、半生っぽい仕上がりで、ハーブの香りも爽やかです。
「アオリイカの炙りと蕗の薹のフリット 菜の花とボッタルガ」
好物のアオリイカ、蕗の薹、菜の花と、もう春の彩が嬉しいです。
「岡山県 仔猪のロースト」
ロースとフィレ部分。柔らかく癖の無いお味ですが、豚とは異なる力強い弾性もあり旨い。
「ブレス産 仔鳩(ピジョノー)のロースト」
胸肉、もも肉、ササミ(フィレ)部分。ソースは先ほどの猪と似た感じ。濃厚な血っぽい味わいに陶酔できる仔鳩。飼育でもちゃんと処理された肉は美味しいです。足の先もコリコリして良い感じ。
「ティラミス・オ・カフェ」
上にメレンゲとホワイトチョコレートが乗った変形ティラミス。
「トリロジー・ショコラ」
3種類のチョコレートを使ったチョコ好きには堪らないチョコケーキ。コーヒーが飲みたいですが、食後酒しか無いのが残念。
千葉シェフのワンオペですので、以上で4時間、自宅に招かれたような雰囲気で、ゆっくりと寛いだ気分で食事をいただけました。料理に関しては凄く特徴がある訳ではないですが、近所にあったら、ふと誘われるであろう居心地の良いビストロです。また「ミル」の近くで発見した焼鳥屋「串焼割烹 味道」、看板に純米燗酒の表記があり、非常に気になります。こちらもまたお伺いしたいです。ごちそうさまでした。
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