「1月 日本橋お江戸寄席」お江戸日本橋亭


日本橋近くで、少し時間の余裕が出来たのでお江戸日本橋亭に寄席を拝見。2年ほど前の桂南光独演会以来です。上野広小路亭などと違い客席も温かく席間もたっぷり、快適な環境で楽しむことができました。

「豆屋」立川幸太
金魚、鰯、納豆、大根、ゴボウ売りなどの呼び声オンパレード、薩摩芋売りの生、蒸し、揚げによる呼び声の違いが楽しい。少し緊張されていた様子でしたが、お声は出てましたね。

「稲川(千両幟)」春風亭昇吉
お初、独特の雰囲気をお持ちの方、後で調べてみたら東京大学出身の初の落語家だと!立ち食い蕎麦専門の食通らしく、かき揚げ蕎麦にかき揚げを追加し、2段重ねで食っちゃう大物だそう。マクラと落語は関係無さそうに思いますが、「相撲取りには どこ見て惚れた 稽古帰りの乱れ髪」の川柳から、後で相撲漫談の一矢さんが出るからか相撲取りの話。初めて聞く話でしたが、なかなかどうして、ホロっとさせられて参りました。また聴いてみたい落語家さんです。

「寛永三馬術 曲垣平九郎 愛宕山梅花の誉」玉川太福
お次もお初でしたが、浪曲、最高〜。しかもよく登っている港区愛宕山の「出世の階段」の話。讃岐丸亀藩の家臣、曲垣平九郎が見事に馬で階段を登りきった話は、階段の下にある説明書きでなんとなく知っていたのですが、詳細はそうだったのか。とても良いお声ですね。馬の真似とか、自ら階段を登ろうとした徳川家光の心理描写とか、とても面白い。また聴いてみたいです。

「宿屋の富」瀧川鯉昇
昨年大きな劇場で初めて拝聴したのですが、やはり小さな所で聴いた方が良い。素晴らしかったです。桂枝雀師匠の「高津の富」をよくCDで聴いているのですが、それ以上の面白さだったかも。現在67歳ですが、まだ年上の落語家が120人くらいいて、静かにいなくなるのを待っているという可愛い毒の効いたマクラも爆笑。とてもチャーイングなキャラクターと力の抜けた語り口に引き込まれました。神様に二番富が当たるお告げを受けた男の、吉原で女郎を見受けする一連の件も最高。3回退屈させずに繰り返すのは難しいと思うのですが爆笑。当たらなかったらうどん食って小便して寝るんですね。最高です!

「相撲漫談」一矢
こちらも初めて聴いた方、相撲が全くわからないですが、話し方が面白く楽しめました。「振り返って見ましょう」のボケは後引きますね。

「雑俳」昔昔亭桃太郎
お名前はよく拝聴するのですが、実際に落語を聴くのは初めて。現在75歳、思ったよりご年配なのですね。独特の語り口で滑舌悪〜。しかしそれすれボケに変えてるから凄い。煙草を止められないというマクラから落語へ。春風亭柳昇師匠の「雑俳」をよく聴いているので、八五郎の繰り出す変な俳句?を既に知っていると笑いが半減するかも。また違うネタを拝聴していみたいですね。

2時間ほどでしたが、初めての方が多く、とても濃ゆい内容でございました。これで1,500円は安過ぎるだろう。またちょくちょく寄らせていただきます。

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