1972年創業の老舗とんかつ店「とんかつ繁」でランチ。有楽町の高架添い「有楽町高架下センター商店会」にある大衆的な雰囲気のお店です。
「特上ひれかつ定食」
けっこう大きめのヒレカツが4つでボリュームは十分過ぎるほど、見るからにザックリ感のある昔ながらのキツネ色の衣がそそります。カットされていないので、断面は撮れませんでしたが、素敵な火入れ、食感はやや強めですが、ジューシーで肉喰ってる感が凄い。厚めのこれまた存在感のある衣との調和も素敵。そしてカットされていないため、4つ目も熱々なのには驚きました。というか熱過ぎて上顎を軽く火傷してしまったので、早速、林家しん平師匠直伝の上顎の皮の取り方を実行。
最近のとんかつは丸いものでもカットされているのが普通で、見栄えの良さとか、食べやすさの点では良いですが、確かに冷めてしまうのがデメリット。カットしないと火が周り過ぎてしまうとかもあるかもしれないが、「とんかつ繁」のヒレカツではその心配はなさそう。肉質にもよるのかしら。
粗めにカットされたキャベツ、若芽と三つ葉の味噌汁、塩っぱいお新香、添えられたピンクグレープフルーツも良い感じ。親方は一見ぶっきらぼうですが、実は優しい方のよう。渡されたお釣りにパン粉が付きまくりなのも全く気になりませんでした。
「かつ丼」
4日後気になっていた「かつ丼」を食べにお伺い。顔を認識されていたようで、気のせいか親方も嬉しそうな表情を浮かべた、気がしなくもない。ロースかつ丼、雑な感じの盛り付けがこのお店にあっており、一口目の塩味がやや強めですが美味。
がつがつ食えって言われているようなカツ丼。とんかつは、歯に反発する食感を残しつつも柔らかで美味。カツ丼はヒレよりロースが合うのかもしれません。
ご飯は少なめにしたせいか、だくだくのツユに浸った柔いご飯も美味。満足です。ごちそうさまでした。
とんかつを食べた後、「東京ミッドタウン日比谷」の外階段を上がったところにあるクレープ屋「ベン」で、上顎の火傷を癒すため初めてクレープを購入。
「キャラメルバナナクレープ」
赤と緑のクレープ生地をブーケに見立てた可愛い見た目、久々に食べると美味しいクレープ、下部がほぼクレープ生地なのですが、その部分も柔らかくて好きでした。ごちそうさまでした。
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