予約していたフレンチが緊急事態宣言により一時休業。近場で和食のお店がないか探していて見つけたお店「京橋 酛（もと）」にお伺いしました。すっかり忘れていましたが、一時気になっていた日本酒界のカリスマ？千葉麻里絵さんが率いる恵比寿の「ジェム・バイ・モト」の姉妹店。料理はコースのみ、日本酒はスタッフの方が料理に合うものを都度選択してくれるシステムです。
「対馬産穴子の蕪蒸し」
日本酒は全て燗で。まずは「春心 本醸造上撰（西出酒造）」から。こういったタイプのアル添酒は後からダメージが。60種類ほどの日本酒があるそですが、お燗向けのものは需要が少なそうです。。。
「鱒寿司」
山梨産の立派な鱒、ご飯が冷たくて驚きましたが、今日一番美味しいかった素材かも。
「大分カボス鰤の刺身」
カボスを餌に育てた鰤、そのせいかスッキリとした味わい。続く日本酒は「分福 純米吟醸 氷温3年貯蔵 生原酒（分福酒造）」。
「焼き香箱蟹、ウニ」
味わいという意味で、香箱蟹を焼く意味がわからない。ウニを焼く意味はもっとわからない。香り付けですか？
「八寸」
アオリイカの肝和え、貝柱XO醬、ナッツとバターを挟んだイチジク、唐墨、鬼灯、ちりめん山椒、塩ウニ、帆立のタラコ和え。普通に美味しいが、1品1品の量が少な過ぎ。
「海老芋の唐揚げ、あん肝ペースト」
日本酒は「にいだしぜんしゅ 生酛純米 生酒 初雪（仁井田本家）」。既視感のある料理が続きます。
「蛤の茶碗蒸し」
中に北海道産のチーズ「カチョカバロ」が入っているのですが、茶碗蒸しとの一体感が全く無く何故チーズを入れたか謎。
「イクラの土鍋ご飯」
最後は定番の「黒とんぼ 生酛純米（泉橋酒造）」で。
ご飯はかなり水分多めな炊き具合。
どんだけ食べてよいかわからなかったので控えめに茶碗3杯いただきました。
「イチゴアイス」
料理は全体的に淡い味わいで、お出しいただいた日本酒共々、もちろん美味しくはありましたが、特に心に残る料理はありませんでしたが、スタッフの皆様がとても感じ良く、1時間15分ほどの滞在時間、ストレス無く過ごすことができました。曰く日本酒ビギナーの方が多いお店だそう。ごちそうさまでした。
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