「とんかつ やまいち」淡路町 – 「フルーツパーラーゴトー」浅草

朝早く起き過ぎたのでお目当てのランチをいただく前に「神田 近江屋洋菓子店」にお伺いしました。洋菓子の他、パンやアイスなども販売、パンは値段もリーズナブルでこんなお店が近くにあったら良いのに。ウェブサイトを拝見すると最新のケーキがブログ形式で紹介されているのですが、店員さんが笑顔でなく真顔なのが笑える。正直で良い。店内奥に広い喫茶スペースもあるのですが、ドリンクバーを頼まないと利用できません。ドリンクバーはスープ、色々な野菜ジュースなどがありますが、お腹をいっぱいにしたくないのでコーヒーで。

「クラシックショコラ」
「クラシックショコラ」神田 近江屋洋菓子店
上に栗が乗ったチョコレートケーキ。しっとり感がほぼ無く、フォークを入れるとボロボロ崩れてくるのには参りました。カップに描かれた可愛くみえて、よく見るとちょっと人物の顔(虚無的な目とか)の怖い絵も昭和レトロな感じで面白いです。

「みかんロール」
「みかんロール」神田 近江屋洋菓子店
蜜柑が中心にぶち込まれた大胆なロールケーキ、素朴なお味で美味しいです。食べている最中、パントレイの「Omiya」のロゴを見て銀座にも「近江屋洋菓子店」があったのを思い出した。近くにいらっしゃった方(社長夫人でした)に質問してみると、今神田店は4代目なのですが、銀座店は2代前に別れたお店だそう。今は経営方針も全然違って、、、とおっしゃていました。老舗にはよくある話です。現在昭和風など「風」なお店が多い中、古き良き時代の本当の香りを感じることができるお店は希少。ケーキの味というよりは、お店自体がとても印象的でした。

「近江屋洋菓子店」でケーキをいただいた後はお目当てのとんかつ店「とんかつ やまいち」へ。居酒屋で隣になった方に教えていただいたお店です。嬉しい11時開店、10分ほど前にお伺いしたら3人並ばれていました。店内は席数が非常に少なく開店10分後には満席。スタッフが4人いらっしゃいましたが、全て女性というのが印象的です。

「エビフライ」
「エビフライ」とんかつ やまいち
メインの前に単品のエビフライ。プリップリサクサク、タルタルソースも美味しい。とんかつにも期待が高まります。

「ひれ丼」
「ひれ丼」とんかつ やまいち
最初に普通のとんかつ定食でなくかつ丼を頼むのもどうかなと思いましたが、欲望には抗えません。とんかつ屋で「かつ丼」メニューがあるお店って意外に少ないです。ひれかつのかつ丼「ひれ丼」です。お肉は柔らかでシルキー、衣もばらけることなく綺麗な揚がり具合。卵はあまり火を通さず、カツの下は卵ご飯のようなテイスト。優しい出汁と相俟ってとても美味しいご飯です。丼もののベースとなるご飯は重要です。とても上質なひれかつ丼に満足。また近くに寄ったら「ひれかつ定食」をいただきにお伺いしたいと思います。

かつ丼をいただいた後は浅草へ移動、花やしき近くの「ひさご通り商店街」にある「フルーツパーラーゴトー」へ。青果店として戦後すぐの昭和21年にオープンした老舗だそうです。コンクリート打ち放しの明るくモダンな店内です。10種類ほどあるフルーツパフェの中から注文したのはこちら。

「柑橘系のパフェ」
「柑橘系のパフェ」フルーツパーラーゴトー
宮崎産 金柑たまたま、和歌山産 俊果みかん、宮崎産 日向夏、東京産 西南のひかり、鹿児島産 ポンカン、愛媛産 せとか、熊本産 デコポン、熊本産 晩白柚、和歌山産 はっさく、愛媛産 甘平、フロリダ産 グレープフルーツ、和歌山産 はるみの12種が上に乗った陽光感じるパフェ。柑橘類の下はバレンシアオレンジのアイス、バニラアイス、紅まどんなのピール、数種類のフレッシュな柑橘。若い店員さんが多い中「お母さん」としか名称が思い浮かばない方が丁寧に説明してくれるのも素敵です。

金柑は味も香りも大好き。久々に食べたはっさくも苦味が良い。少しずつですが、順番にいただくとそれぞれの柑橘の個性がよくわかります。
「柑橘系のパフェ」フルーツパーラーゴトー
フルーツパーラーですから、フレッシュなフルーツが主役の美味しいパフェでした。

たくさん食べましたが、夜はフレンチのフルコースをいただきます。ただパフェを食べ終わった時点で12時半なので安心です。その後の「梅笑会」も眠ることなく楽しめました。ごちそうさまでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました