鮨「高柿の鮨」水天宮前

2018年9月に水天宮前交差点近くにオープンし、すでにミシュラン1つ星を獲得している人気の鮨店「高垣の鮨」にお伺いしました。お店は車が入れないほどの小道沿いにある1軒家の1階、暖簾がかかってなければ絶対わかりません!こじんまりとした店内はカウンター6席のみ、付け台の上にも、昔ながらの小さい暖簾が掛けられているなど、全体的にクラシックで素敵なムードです。

いただいたのは以下13貫、巻物1本。
「アオリイカ、赤身、中トロ、小肌、ミル貝、トリガイ、青柳、ハマグリ、蛸、蝦蛄、春子、車海老、穴子、干瓢巻き」

シャリは大きめ、赤酢に赤梅酢も使用されているそう。想像したより酸は強く感じませんでした。ほっくりした食感とか「鮨 太一」さんを思い浮かべました。何度かシャリは変えていらっしゃいましたが、温度はやや不安定か。ガリはかなり辛め、日本酒は久々に飲んだ「酔鯨」の熱燗、これも辛い。「新ばし しみづ」のご出身だそう、同鮨店出身の「鮨竹」同様、握る手数はやや多め。小肌、春子などはふっくら感は残しつつも酸はかなり強め。価格も1万円程度なので、仕方が無いかもしれませんが、突出したタネは無し。マグロは勝浦の120kg程度のもの、赤身は美味しいが、トロは繊維が気になります。2枚付けの青柳、食感を残しながらも柔らかく仕上げた穴子はとても美味しかったし、干瓢も悪くない。個人的には、やっぱり米酢のシャリのが好きだわ。とてもお若い職人さんなので、今後が楽しみです。ごちそうさまでした。

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