鮨「さわ田」銀座五丁目あづま通り #4

定期的にお伺いしている最高の鮨店「さわ田」、予約が3ヶ月置きにしか取れなくなってしまったので3ヶ月振り!待ちに待ちに待った澤田親方の握りです!!!

今日は23貫、追加5貫、巻物1本。
「マコガレイ、アオリイカ、鱚昆布〆、新子、鳥貝、蛸、小柱、赤身漬け、中トロ、中大トロ、大トロ蛇腹、鯵、蒸し鮑、車海老、唐津黒ウニ、ホシガレイ、ミル貝、縞鯵、鰹、イカ印籠詰、カマ炙り、水ナス、バフンウニ軍艦、穴子、玉子、鬼灯」
追加「アオリイカ、鯵、蛸、赤身漬け手巻き、鰹 高知風、干瓢巻き」

「マコガレイ、ホシガレイ」うっ、まい!今日のシャリは少し柔らかめかな。酢と塩に効いた勢いのあるシャリが最高!!「さわ田」のシャリは好き過ぎて想像夢想できるレベルなのですが、実食に敵う訳はなく。3ヶ月空くなんて久しぶりなので、感激も一入。途中でホシガレイが入るのは初めてかも。朝捌いてブリブリ、厚切りで旨い。

「アオリイカ」包丁の入れ方も潔く、シャリとの一体感、舌に纏わり付くねっちり感が凄い。旨過ぎる。もちろん追加でも。

「新子、鯵」なんと8枚!「さわ田」で初めて美味しいと感じた新子、技術的には超絶ですが、味わいは3〜4枚がベストかな〜。だがこの時期は鯵が最高。今やなかなか味わいない強めの酢〆、旨味の凝縮が素晴らしい!

「鳥貝、蒸し鮑」でかい、瑞々しい、旨い。こんな鳥貝、他の鮨屋で出会ったこと無い。体の中に海が広がります。久々な気がする鮑も旨かった。口に近づけた時からの、アグレッシブで力強い香りが堪りません。

「蛸」毎回登場する訳ではないので、威厳のある姿を現すと瞳孔が開く蛸です。この柔らかさは凄いな。甘い煮方も塩味の効いたシャリと合わさるとバランスが最高。まだ死にたくないけど死ぬほど幸せだ。鮨屋は握りです。

「鮪」宮城県塩竈の165kgの鮪。先週「鮨 たかはし」でいただいたのも同産地でしたが、何かが違う。トロも旨いが、赤身漬けが香りが芳醇で本当に素晴らしい!!親方もこの時期の鮪が一番好きとおっしゃっていましたが、脂の乗りが控えめ、爽やかで、香りはマックスです。いつもより厚く切られてる気がするな。網に焼けた備長炭を乗せて炙るカマも超絶!追加でいただいた漬けオンリーの手巻きは、直径5cmはある太巻き。大量に切った後で「太巻きでいいですか?」って確認は反則でしょ。嬉しいけど。澤田親方、最高。鮪全部巻きの「さわ田スペシャル」もいいけど、個人的には漬け巻き最高。鮪は好きな食材ではないですが、こちらのは特別。暴力的旨さ。

「唐津黒ウニ、バフンウニ」赤ウニの中から黒っぽいものを選りすぐったのが黒ウニ、少しビターですが、濃厚で旨い。軍艦はこれでもかというほどウニ乗せのウニタワー推定7cm。あっという間に甘い余韻を残して蕩けます。

「穴子」この時期の穴子も最高だ。他の鮨屋で食べても柔らかくと美味しいな、と思うのですが、久々にいただくと度合いが違った。山葵もたっぷりで旨過ぎ。最高。

現在、コロナの影響で席数を6席から5席に減らしているので、いつもよりさらにテンポが早いのも良い。自作の「燗どうこ」も復活して安心しました。やはり鍋で温めるより酒が美味しい気がいたします。親方はマスク着用ですが、視線がマスクに遮られ非常に仕事がし難いそうで、鮨という刹那的食べ物の微妙さを感じます。早く通常営業に戻ってもらいたいものです。寄席前の「さわ田」最高。確かに値段は高いが、それを感じさせない、それ以上の満足感を得られる最高の鮨店です。大好き。ごちそうさまでした。いつも感謝です。

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