新富町の駅近くに2019年2月にオープンした中華料理店「新富町 湯浅」にお伺いしました。ずっと気になっていたレストラン、やっと行くことができました。
「吉切鮫胸鰭トマトシャーベット」
錦糸瓜、エシャロット、ゴールドラッシュ。おっ、いきなりフカヒレ、素材の組み合わせも面白い。フカヒレもこういう食べ方ですと清涼感があって良い。
「大連特級クラゲの夏キャベツ巻き」
キャベツの中は茶樹茸、芝海老、慈姑など。
「枝豆の紹興酒漬け」
素材を重ねた料理が続いた後のシンプルさが嬉しい。皮も口に含みながら食べるので紹興酒の香りも強いです。飲んでいたビールと合う〜。
「よだれ鶏」
肉質もプリプリ柔らか、タレがとても旨いよだれ鶏でした。ドリンクメニューに2種類だけ日本酒もあったので、木戸泉のワインっぽい「純米生アフス」をオーダー。
「シュリンプトースト」
中に芝海老、粉は蝦子。美味しいのはもちろんですが、海老トーストもちゃんと中華料理の範疇で仕上げてあるのが素敵。
「メジロ鮫と黒米団子の上湯スープ」
フカヒレの下には梅山豚の生ハム、高級店の上湯と比べると、もちろん風味は劣りますが、味に透明感があり美味。団子も絡ませて大衆的なムードを醸しているのも好感触です。
「金目鯛の大豆ソース、雲南トリュフの香り」
トリュフの意味をあまり感じませんでしたが、納豆のような感じもする大豆ソースは好み。
「黒豚の酢豚」
宮城県の漢方三元豚、下は茨城産の滑らかで甘みの強いシルクスイート。豚肉も美味しいですが、ソースの酸味が強く感じてしまいました。
「冷やし担々麺」
スープも美味しい。
「台湾カステラ、杏仁ムース、桃のコンポート」
猛暑が続いているので、もう少し水分量の多いデザートの方が嬉しいですが、杏仁のムース仕立ては面白い。桃で水分補完です。
1万円のコースですので、料理の味わいは軽めですが、高級食材もしっかり使って価格とのバランスはとても良い内容でした。お誘いがあれば、またお伺いしてみたいですね。ごちそうさまでした。
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