喫茶店 ナポリタン「310コーヒー」銀座七丁目

土日(特に日曜日)には定休日のお店が多く、ランチ営業していても平日よりも価格が高かったり。そんな時に助かるのが「310コーヒー」、佐藤さんがマスターなので「サトウコーヒー」ですが、「310=サテン」の意味もあります。食事メニューはトースト、カレー、ハヤシライス、ナポリタンですが、頼むのはほぼ2種類に限定。

「ナポリタン」

勝手に「310コーヒー」のシグネチャーメニューと思っているナポリタン。今思い出したが、子供の時には母がナポリタンではなく、ミートソースのパスタを作ってくれていたっけ。パスタは昔ながらの喫茶店によくある柔らかいものでなく、やや硬めで仕上げられており、上質感があります。トマトソースの酸味、チョリソーの僅かな辛味のバランスが良く、玉ねぎ、ピーマンのシャキシャキした食感もアクセントとなっており、とても美味しくいただけます。もちろん粉チーズはたっぷり掛けて(タバスコは掛けません)。

「ハムチーズトースト」
お腹がいっぱいの時にいただくのがトースト。パンはさっくり、中はふわふわ、パンも自家製なのが驚きです。モッツァレッラとゴーダのダブルチーズは延び延びで旨いです。

「カレーライス」

ナポリタンとトーストがほぼほぼですが、たまにはカレーライスも。トマトの味が強めのポークカレーです。自家製デザートも色々。

「バナナパイ」

料理が美味しいのですから、デザートも言わずもがな。定番はコーヒープリン、チーズケーキ、シフォンケーキなどですが、「焼きリンゴ」「ティラミス」「バナナパイ」のようにイレギュラーに登場するスイーツも楽しいです。アップルパイみたいの仕上げかと思ったら全然違って、バナナ型のパイ生地に生クリームとバナナをサンドイッチ。サクサクのパイに、蜂蜜とチョコレートクリームをたっぷり掛けて美味しくいただきました。

「キャロットケーキ」

手作り感のあるケーキは、人参のお味は強くなく、人参嫌いの子供でも食べられそう。

「マロンタルト」

ザクザクしたタルト生地のマロンタルト。マロンクリーム、渋皮煮もなかなか。ちゃんと手作りされたものは体にも優しく美味しいです。

「本日のストレートコーヒー」

ストレートコーヒーも抜群。豆それぞれの個性がしっかりでていて面白い。苦味強めのマンデリンも好きですが、どれを頼んでも間違いはありません。全席喫煙可能ではありますが、広々として、とても過ごしやすい昔ながらの雰囲気を受け継ぐ喫茶店です。ごちそうさまでした。

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