4年ほど前にお伺いして、とても美味しい記憶のあった日本料理店「栞庵 やましろ」、もう一度、もう一度と思うちに時間が過ぎてしまいましたが、やっとお伺いできました。ただ、予約の電話の時からなんか様子がおかしい。。。不安に思いながらも店内に入ると、なんと山城親方は今年の1月頃に京都へ戻られたそうで、別の料理人に変わっていました。。。まぁ料理が美味しければ全く問題はないのですが如何に。
「鮑、海老」
「鱧、紫蘇のジュレ」
う〜む、料理が古臭くないか?ジュレの色がどぎつ過ぎるし、意味を全く感じないキャビア、金箔乗せって今時の高級店でどうなんでしょう。
「紫ウニ」
瀬戸内海のものだそうですが、おいおい、この価格帯でこれは、、、料理と言えるのかよ。
「マコガレイ、喉黒、鮪」
こんな水々しい(水っぽい)カレイの刺身は久しぶり。。。美味しくない。。。マグロはボストン産だそうです。
「オコゼの塩辛」
「バチコ、カラスミ大根、チーズ」
「稚鮎、ホワイトコーン」
想像通り、鮎も凡庸です。
「大和芋、梅肉、ジュンサイ、海苔の椀」
最も重要な料理の1つと思っているお椀がこれか〜。寂し〜。
「松阪牛サーロイン」
A4ランクだそうです。
「虎魚」
スープは麺つゆみたい。
「イクラ、鮪」
このイクラに関しては「まずっ!」と言いそうになってしまいました。本当美味しくなかったな。先ほどのボストン産マグロの赤身と一緒に。
「お新香」
ご飯は土鍋で炊いた白飯。
「わらび餅、枇杷」
1時間10分ほどで終了。全然楽しくなかったので、早く帰れたのだけは良かった。料理になんの個性や主張もなく、お味もいまひとつ。山城親方がいらっしゃる時に行くべきでしたが、長年気になっていたお店でしたので、1つ解決したのは良かった。ミシュラン1つ星の「栞庵 やましろ」ですが、早々にお星様は返上したほうがよろしいのではないでしょうか。そしてそんなお店が2020年4月に田町に鮨屋まで出店していると知って笑ってしまいます。お腹だけはいっぱいになったので、少し休んで食べ直そ。ごちそうさまでした。
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