以前から気になっていた新富町駅、八丁堀駅近く中央区湊にあるビストロ「フレンチ割烹 カメノテ」にお伺いしました。30代前半ととてもお若い亀野シェフは、パリにある中山豊光シェフの「レストラン トヨ」で修業後、築地のビストロ「ウオカメ」の立ち上げを主導されたそうです。本日はコースでいただきました。
「馬肉のタルタル」
上にキャビア、金箔。タルタルは美味しいが、この乗せ物の感覚はよくわからん。。。ドリンクはワインしかないと思ったら富久長、真澄、上川大雪、田中六五、月山などを置いており嬉しい上に、お燗にも対応可能です。早々にビールをチェイサーに、日本酒に切り替えます。
「帆立とイカ墨のテリーヌ、唐墨大根」
「野菜のグリル、ミモレットチーズ」
「鰤、鮪、金目鯛」
築地の仲卸「樋泉商店」が経営するウオカメのご出身だけあり、魚介類は美味。量が倍は欲しいですが。
「太刀魚、車海老のグリル」
魚醤のソースで。神奈川県小柴産の太刀魚、フレンチっぽさはあまり有りませんが、旨いです。
「唐揚げ」
テイクアウトで大人気の唐揚げ、お肉は普通の宮崎の鶏、衣ザックリ、中ジューシーの理想形で美味。
「足利マール牛イチボのグリル」
マール牛は、マールやグラッパなどの原料となる葡萄の搾りかすを飼料として育てた栃木県の牛。とても柔らかく美味しい牛肉でした。
「唐墨大根」
締めのご飯物までの繋ぎで、こういうサービスは、酒飲みは大変に喜びます。
「キノコと太刀魚とイクラの混ぜご飯」
キノコの炊き込みご飯に、先ほどの素晴らしい太刀魚を加え、イクラを合わせて。間違い無いです。続いて牡蠣入りバージョンもお代わりさせていただきました。美味。
亀野シェフも、最初取っ付きにくい方と思いきや、とても素敵な方でした。カウンターとテーブル数席の小さいお店ですが、以後ことの良いお店です。質の良い魚介類、野菜を使ったいるので、手を加えるのが難しいというのはあるかもしれませんが、フレンチ割烹と店名に付いているのにフレンチ感も割烹感もそれほど感じられなかったのは残念。またアラカルトメニュー再開後にお伺いしたいです。ごちそうさまでした。
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