熱い酢飯で話題となった銀座の寿司店「すし佐竹」、2020年2月に大人の事情により閉店したのですが、2021年5月に以前の店の近所で「佐たけ」として復活。ランチで握りのみのコースが登場したので早速お伺いしました。
「車海老、海藻、茗荷の酢の物」
途中でべったら漬け、いぶりがっこも提供されます。
「中トロ」
寿司桶を開けると湯気が立つほど熱い赤酢の酢飯、シャリのサイズは小ぶり。脂が乗っている魚との相性は良く、インパクトは有ります。トロは宮城塩竈産、まき網で獲れた鮪、そこまで良質のものではないと思われます。
「赤身漬け」
即席でないちゃんとした漬けは嬉しいですが、香りは今ひとつ。
「鯵」
「平目」
「喉黒小丼」
再び熱い酢飯で。前回のお店からのスペシャリテ。匙でかき混ぜるほど美味しくなりますね。
「車海老」
温度の高いシャリは強みでもありますが、諸刃の剣とも。圧倒的に調和しない種もあるのは当然のこと。
「春子」
皮が気になりますので、もう少ししっかり〆るかどうかした方がよいでしょうか。
「墨烏賊」
「大トロ」
再び熱い酢飯で。
「小肌」
「三色丼」
函館産バフンウニ、イクラ、白海老の三色。単体で握ってくれた方が嬉しいかも。。。
「穴子」
再び熱い酢飯で。鮨とは別物のような気もしますが、今日一番。
「出汁巻き卵」
追加「キス」
薬味を選べたので梅肉でいただきました。もう終わりましたが夏らしい味わい。
追加「イクラ軍艦」
追加「干瓢巻き」
最後は美味しい干瓢いただきました。美味しいのですが、熱い酢飯以外に特徴が無く、何かもう1つ強みがないと予約が取れない超人気店への道は遠そうな気がいたします。極端な特徴で有名になってしまうと、方向転換は難しいでしょうね。佐竹親方をサポートする料理人が育つと、より美味しくなりそうですが。ごちそうさまでした。
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