鈴本演芸場で「7月下席 昼の部」を拝見しました。
前座「子ほめ」三遊亭歌ん太
「子しる」柳家やなぎ
仕事で行く仙台の牛タンのマクラから新作落語、下げは「本当はオレ以外、皆養子」
「曲独楽」三増紋之助
今日一番楽しかった紋之助さん、刀の刃先まで独楽を移動させる芸も失敗が感動を生みました。素晴らしい。
「相撲小噺」三遊亭歌武蔵
「加賀の千代」柳家小八
「漫才」ホンキートンク
「あくび指南」柳亭小燕枝
久しぶりの彦六みたいな欠伸の師匠、下げは「お連れさんは免許皆伝」
「へっつい幽霊」むかし家今松
「紙切り」林家楽一
相合傘、イチロー、あくび指南。
「金明竹」隅田川馬石
上方の男の話を思い出そうと頭を指で刺激しながら頑張る妻の様子に爆笑。
「ムード歌謡漫談」タブレット純
初めて拝見するタブレット純さん、長髪に大きい丸メガネ、全身ラメゴールドで存在感が凄い。悲しいムード歌謡から大沢悠里、森本毅郎、来宮 良子、藤田まことの安浦刑事、首相シリーズなど気持ち悪い似顔絵と共にマニアックな物真似。最後は「男はつらいよ」で。
「茄子娘」入船亭扇辰
「強情灸」橘家圓太郎
「動物ものまね」江戸家猫八
初春の鶯、猫、ゴリラ、フクロテナガザル。
「素人鰻」柳家三三
土用の丑の期間ということで、初めて聞く鰻を食べたくなる鰻の落語。維新のため武士を廃業した中村氏、最初は汁粉屋を開こうと思っていたが、知り合いに1805年創業の秋葉原の鰻店「神田川」で働いた鰻職人金造を紹介してもらい鰻屋を開業。しかし毎晩、酒を飲んでは暴れて、翌朝いなくなる金造に何故酒を勧めるのか。後半は鰻屋とほぼ同じ、下げは「鰻に聞いてもらいたい」
コメント