「令和6年9月上席 夜の部 主任:林家つる子」浅草演芸ホール

浅草演芸ホールで「令和6年9月上席 夜の部」を拝見しました。

前座「つる」林家十八 
「北斎の娘−シーボルトの注文」林家あん子
葛飾北斎の娘お栄が主役の新作落語、父と娘のマウントの取り合いが微笑ましいが、お酒を飲んでいたこともあり眠気がこの後、継続。「(天ぷらを)も一本描いてみると、あと二両もらえるかもしれない」
「味噌豆」蝶花楼桃花
「ジャグリング」ストレート松浦
「まんじゅうこわい」桂三木助
「大安売」林家鉄平
「漫才」すず風にゃん子・金魚
客席よりバナナと焼酎の差し入れ。
「宮戸川」古今亭志ん輔
「ダメで元々」林家三平
寄席で拝見するのは2回目ですが、既視感が凄い。一番早い始発、う「どんより」そば、新幹線のテーブルのくぼみに醤油。
「曲芸」翁家勝丸
ぐだぐだっぷりがとても楽しい。
「狸賽」五街道雲助

「動物園」林家たこ蔵
前回と同じたこ蔵独演会のマクラ、小鳥がコトリで1時間は厳しい!下げは「大丈夫、園長の前田ですから」
「ギター余談」林家ぺ
「熊の皮」古今亭文菊
「いやらしいお坊さんみたい」と言ったところで客席から「確かに」という声が聞こえたのが笑える。文菊師匠の「熊の皮」は初めて?夫をこきつかう女房は、二番目の師匠へのオマージュか。やはり寄席でもステキに面白い。下げは「女房がよろしく言ってました」
「松山鏡」林家正蔵
「三味線漫談」林家あずみ
花笠音頭、とんとん唐辛子のこ、母みさ子のディズニーランド。
「お菊の皿」林家つる子
浅草での初トリとあずみさんとの共演に出鼻から泣く。前半の怪談ムードと後半の落語的ムードのギャップも上手い。母なお子と父の馴れ初めのマクラから。白い着物、お菊の描写がリアルで気合いが凄い。いつもながら汗だくの熱演で、汗がなければ幽霊の雰囲気がもっと出そうですが仕方なし。今後も楽しみです。

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