鮨「さわ田」銀座五丁目あづま通り #7

一番好きな鮨店「さわ田」、今年初めてのお伺いでしたが、今日も最高です!

いただいたのは24貫、追加3貫、巻き物2本。
「平目、墨烏賊、赤貝、細魚、青柳、鰤、蛸、赤身漬け、中トロ、霜降り、大トロ 蛇腹、煮蛤、小肌、小柱、鯛、車海老、〆鯖、白魚、ミル貝、鰆、ヤリイカ印籠詰め、大トロ 蛇腹炙り、エゾバフンウニ、穴子、玉子、鬼灯」
「〆鯖、蛸、小肌、ひもきゅう手巻き、干瓢巻き」

平目」一貫目のシャリは何度お伺いしても衝撃を受ける。酢と塩がしっかり効いた米酢のシャリが旨い。

赤貝、青柳、小柱、煮蛤、ひもきゅう手巻き」貝が美味しい季節がやってきます。赤貝は宇部産のビッグサイズ、旨味は最大値ではありませんが、ジャキジャキした食感が心地良し。2枚を贅沢に使った海を感じる青柳も旨っ!もはやこちらでしかいただけない握り方です。蛤もやや小ぶりなものを使用し、シャリとのバランスが素晴らしい。ひもきゅうは柱をがっつり付けた手巻きで、本体より好きかもしれない。最高!!

」そして「さわ田」の種の中でもベスト3に入る蛸、きょうも歯がいらない柔らかさ。力強いシャリとの愛称が素晴らし過ぎる〜。泣くレベル。

」今日の鮪は伊豆下田の196kg、冬に食べてきた青森のものと比べると味わいはやや劣るが、それでも最高レベルのクオリティ。上から炭火で炙った大トロはいつもながら素晴らしい。

白魚」親方曰く遊べる種という宍道湖産の白魚は朧と蕗の薹を和えたものを挟んで、香りがとても良いです。その後の、蕗の薹の若干のエグミを消すための口直しというミル貝も、口直しって言うには申し訳ないピュアな味わい。

」三枚付けの鯛も絶品。今となってはそれほど珍しくも無い魚ですが、素材感が非常に強く、鯛の素晴らしさを見直します。

小肌、〆鯖」光物2種は、もはや天籟。小肌と言っても大きめのナカズミサイズ。10日前に仕入れた物を酢〆されていますが、もう旨味マックスですよ!!ふっと抜ける朧の甘みも恍惚。3日経った現在もその味が、くっきりとした輪郭で思い出されます。凄い。鯖もいつもより柔らかくて口の中で旨味が破裂。泣いちゃいます。

干瓢巻き」最後の干瓢巻きは山葵ごりごりで。効く〜、けど全然効いてないといって貪り食うのが江戸っ子だそう。これは本当に泣いてしまいましたが、しゃっきり目も覚めてこの後の歌舞伎への心構えもばっちりです。

今日も最っ高!今年も素晴らしい空間に帰ってこられて感慨無量、今年も何卒よろしくお願いいたします。ごちそうさまでした。

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