飯田橋駅近くのフレンチ「ソンブルイユ」、一時期銀座にもあった「エメ・ヴィベール」の若槻シェフが料理長を勤めています。ラグジュアリーな洋館内にあるフレンチレストラン、緊急事態宣言発令後に始められたモーニングをいただきました。通常はジャケット着用必須ですが、モーニングはドレスコードが無いのが嬉しいです。
「オマール海老のテリーヌ、イチゴとヴィネグレットのソース」
朝からメルヘンチックな気分になりそうな素敵な前菜。ウルイ、カリフラワー、イチゴを使った盛り付けも立体的でエレガントです。ソースは目が冷める心地良い酸味、小さいですが、オマールの味も濃くて美味。
「パン・オ・レ、デュラム・ファイン、ブリオッシュ」
自家製パン、どれもフワフワで香り良し。
「コンソメスープ」
力強い味わいの定番スープ。最近こういうクラシックで手間のかかるスープをいただく機会が少ないのは残念なことです。美味。
「フランス産仔鳩胸肉、キュイス(腿肉)、パートに包まれたフォワのファルス」
モーニングとは思えない本気度!胸肉はキャベツで筒状に、内臓のソーセージ、サクサクのパイ生地と濃厚な腿肉のバランスが素晴らしい〜。朝から旨過ぎ。オリーブオイルを使ったソースも絶品。残ったソースも出来立てパンにたっぷり付けてご馳走レベルです。
「マロンのフイユテ、モンブラン、ユズ、プラリネノワゼット」
大好物のモンブラン、栗の味は強くありませんが、柚子を使った非常に爽やかで軽やかなデザートでした。
「自家製マドレーヌ、コーヒー」
この内容で税サ込みで四千円ですよっ!!モーニングのサービス価格とはいえ驚愕です。朝からこんなに素晴らしい空間で、本格的なフランス料理をいただけるなんて最高です。素晴らしい。また緊急事態宣言が延長されれば、モーニング期間も延長されるそうなので、またお伺いしてみたい。ごちそうさまでした。
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