しのばず寄席特別興行「鯉昇・太福二人会」お江戸上野広小路亭

しのばず寄席特別興行「鯉昇・太福二人会」お江戸上野広小路亭
前座「牛ほめ」桂南海
ツーブロック?というのでしょうか、髪型が素敵。落語はかなりたどたどしいが頑張ってた。クレヨンしんちゃんっぽいお声が与太郎にマッチしていました。下げは「穴が隠れて、屁の用心になります」

「ちはやふる モンゴル編」瀧川鯉昇
鯉昇師匠のオリジナル?南千住のロシアンバーのチハヤニコフ、カミヨスカヤ、モンゴルの豆腐屋の跡取り息子、相撲取りの龍田川が登場人物。話し出すまでの微妙な間がもう面白い。唯一無二の空気感、最高です。モンゴルでチハヤニコフとの劇的な再会ですが、ぶっ飛ばされてネパールへ。味噌一文字、発酵食品。荒唐無稽ですが、話のスジも素晴らしい。やっぱり小さい劇場の方が、楽しいな〜。贅沢な時間です。

「任侠流れの豚次伝から第3話流山の決闘」玉川太福
春風亭昇々、瀧川鯉八、立川吉笑、玉川太福のユニット「ソーゾーシー」のスペシャル公演として、東京駅から江の島までリレーマラソンを行った次の日が今日!階段がきついとおっしゃっていましたが、明日はもっと辛いよ。先月拝聴したのと同じ演目でしたが、「肉屋のライナップじゃねぇか!」は何回聞いても爆笑。森の石松の名台詞「あんた江戸っ子だってね、食いねぇ、寿司を食いねぇ」をアレンジした一番の見所は今日もそこそこの受けでした!

「地べたの二人 おかず交換」玉川太福
神奈川川崎か千葉県船橋っぽ場所にある日の出電機で働く先輩の齋藤さんと若い金井君の昼休憩での一幕。今日は保温できる弁当のデビュー戦、齋藤さんの濃すぎるキャラに爆笑。節の乗せた漬物を噛む音「ポリポリポリポリ」が最高。

「二番煎じ」瀧川鯉昇
ネパール人は人の話を聞く時は絶対笑わないというマクラから。飲む食いする仕草が多く、一挙手一投足が面白い。ネギにむせる描写とか最高。猪肉と鍋を持ち込んだ責任で鍋の上に座らされた宗助さんは可愛そうでしたが、褌の煮汁を絞る余裕も。いや〜面白かった!

昨年も二人会をやって2回目のはずなのにチラシに「その一」と書かれていましたが、「その二」があればまたお伺いしてみたいです。

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