講談「神田愛山→神田伯山『相伝の会』」イイノホール

内幸町のイイノホールで「神田愛山→神田伯山『相伝の会』」を拝見しました。愛山師匠が読んだ部分を次の会で、伯山師匠が読む、なるほど、こういう会だったのか。

前座:「雷電為右衛門 雷電の初土俵」神田梅之丞
江戸時代に活躍した最強の相撲取り、雷電為右衛門のお話、友千鳥vs.雷電、八角vs.雷電など臨場感のある読み方、くすぐりも面白く、ますます上手くなってる印象。梅之丞君、凄い！

「清水次郎長伝 第2話/心中奈良屋、第3話/法印大五郎との出会い」神田伯山
これは1回聞いただけでは覚えられない、ぼんやりしてると追いてかれるー。次郎長がもとは米問屋の息子だというのも、次郎八の倅の長五郎、縮めて次郎長というのも初知り。人助けをして死相が消える、「ちきり伊勢屋」みたいな内容。次郎長に張り倒される豪徳寺の東龍お坊が印象的でした。続けて第3話は主役の法印大五郎のキャラ設定が重要そう。元の親分だった武居安五郎の事を悪く言う大五郎にブチ切れる次郎長ですが、話の流れから甥の増川屋仙右ヱ門の仇が知れて喜ぶ無邪気な次郎長。これから仇討ち！とう場面で愛山師匠へ。

「清水次郎長伝 第4話/秋葉の火祭り、第5話/興津河原の間違い（上）」神田愛山
8年前に右目、最近左目の白内障手術をされたそう。そのせいではないでしょうが、やや歯切れの悪い感じはいたしましたが、決闘シーンは迫力あります。登場人物も多くて覚えられん。。。第5話も一番良いところでお預け、終了。次の会もチケット取れるといいな。