寄席「11月下席 昼の部 主任:古今亭文菊」池袋演芸場

久々に池袋演芸場で寄席を拝見しました。本日の総客数は17人です。

前座「寿限無」林家ぽん平
林家は少しバージョンが違うのか。お寺の和尚さんが名付け親なのは初めて聞きました。
「疝気の虫」柳家さん光
初めて聞いた落語、疝気の虫って蕎麦が好きで、唐辛子が嫌い、陰嚢に逃げ込む性質があるのか。なかなかチャレンジングな演目です。汗だくで頑張ったわりに見返りが少ないような。。。下げは「コラッ!疝気の虫めっ!」
「お父さんのキャンプ」古今亭志ん五
飛んだり跳ねたりアグレシッブな落語、ソロキャンプサークルの先輩と2人でソロキャンプ?に行った娘が心配で、パラシュートでキャンプ場に落下する父の描写で膝を強打、母も特殊部隊なのね。映画になりそうな設定です。下げは「どうやから恋の火種も付いたようだ、あとの火起こしは自分でやれ」

「出来心」台所おさん
変わった名前なので、落語も変かと思ったら正統派、花緑師匠のお弟子さんなのか。下げは「泡食って下駄脱いできちまった」
「漫談」ホームランたにし
歌舞伎のネタがあり満足、応援したい。
「湯屋番」金原亭馬玉
下げは「おしまいは裸足で帰します」
「岸柳島」古今亭志ん輔
下げは「落とした雁首探しに参った」

「ちはやふる」柳亭小燕枝
面白い、5年後、こじきになったちはやの婆さんみたいな描写は前聞いた「あくび指南」と同じか。下げは「とは、というのは俺もよくわからないから、今度チコちゃんに聞いてみよう」
「やかん工事中」三遊亭圓歌
「奇術」ダーク広和
「宿屋の富」古今亭文菊
文菊さんを17人占め、贅沢な空間です。面白い落語家って声でかいですよね。この客数ですので、笑える落語より聞かせる落語。肝となる「子の1365番」を発見する描写など流石にお上手。堪能いたしました。

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