2023年2月にオープンしたフレンチ「ラペ」系列のイタリアン「ピース」でディナー。
「ボルピー社12ヶ月熟成生ハムのブルスケッタ」
パンは清澄白河『中村食糧』の「みんなのパン(カンパーニュ)」、ピスタチオピューレのホイップバター。生ハム盛り盛りで食べ方が難しいので、一口で。もっちり感強めのパンが旨い。
「イワシとストラッチャテッラのカクテル」
ワインビネガーなどでマリネした鰯、マンゴー、パッションフルーツを使用し爽やかな仕上げ。
「イカッペリーニ」
軽く炙った島根産の白イカ、イカの魚醤、オリーブオイル、白バルサミコ酢、フェンネルのエキス、上にマイクロフェンネル。イカもパスタソースも美味しいですが、食感のバランスが悪い気がします。
「長崎穴子、カポナータ、ソース・マトロート」
穴子の上にクミン、松の実のロースト、サリエット、穴子のブイヨン/ポートワイン/赤ワインのマトロート風ソース。
「自家製フォカッチャ」
「長谷川さん メジナのカルツォーネ」
通常では出荷できない魚を使用したコンセプト料理。塩麹マリネでメジナ、ラクレットチーズ、セミドライトマト、魚のアラの出汁、柚子胡椒のタプナードソースを添えて。
「稚鮎と自家製ストロッツァプレーティ」
油麦菜(麦レタス)、上にアニスヒソップ。ストロッツァプレーティは、「神父の首を絞める」という意味のエミリア・ロマーニャ州のパスタだそう。鮎の苦味がしっかり感じられて美味。もちもちのパスタ、素材の組み合わせも素敵。
「トリッパとンドゥイヤのスパゲティーニ」
パルミジャーノレッジャーノ、チョリソーペーストのトマトソース。チョリソーをペーストにする発想が面白い、量感良く、味わいも濃厚で旨い。
「十勝ハーブ牛ランプの炭火焼き」
マッシュルームのピューレ、アスパラソバージュ、満願寺唐辛子、マルサラ酒とバルサミコ酢のソース。牛肉はあまり食べませんが、素敵な火入れ。
「パンナコッタ」
サントリーのブランデー V.Oを使用した大人なパンナコッタ、味噌キャラメルソースのアクセントも良い。
「ピースソフト」
ジャージー牛乳、味変でゲランド塩「フルール・ド・セル」、スペイン産の早摘みのオリーブオイル。ラペの韃靼そば茶のブランマンジェのアレンジ。コーンの下までしっかりソフトクリームが入っているのも嬉しい。
「小菓子」
カカオのフィナンシェ、ビスコッティ。フレンチ要素がかなり強めな印象ですが、流石の安定したクオリティー、パスタ2品が印象的だったのが好感触。ラペ同様、一皿のボリュームも充分なのが嬉しいです。ごちそうさまでした。
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